こんばんは。寒いですね。今日はバッテリーの日らしいです。皆さんバッテリー上がりに気をつけましょう。師走の忙しさが只今ボンドボディにも直撃中。そんな中、火曜日のブログを始めさせていただきます。

さて板金、塗装の流れをザッとお伝えしてます、火曜日。

 

先週車の塗装までいきましたので、終盤に差し掛かってまいります。

 

残す所は、組み付けと、磨きという事になります。

 

どちらを先にお伝えしてもいいのですが、塗装工の僕にはあまり組み付けを詳しくかけません。

 

と、いうことで、今日は磨きのお話。

 

そもそもなんで、磨くのか?

塗って炙るとクリアが引けたり、組み付け時の、手垢や、薄く擦ったようなギズをけしたり、理由は色々ありますが、今日メインでお話しするのは、肌調整という事にします。

 

基本、車の板金塗装は現状復帰です。ということは、直した事を第三者に見破られないようにしなきゃいけませんよね。

 

そこで肌がオリジナルにあっていないといけないわけです。

肌というのは塗膜の表面の事ですね。

何か物を写してみた時にどうゆう風に映り込むか?

鏡面肌がいいとか、柚子肌じゃ駄目だとか色々聞こえますが、オリジナルの肌と合っている。これがベストです。

(画像は拾い物です)

塗装のクリアの塗り方で肌は作る物ですが、 塗装中は隣のパネルはマスキングしてあり隠れている為、塗る前に見ておいて記憶した肌で塗るよう心がけ、磨きで微調整をしていきます。

動きの違うポリッシャーを使いわけ、色々な形状のバフやスポンジを使い、番手の違うコンパウンドを数種類使い、色々な明かりで確認します。

肌の伸びきった鏡面に近いものを柚子肌には出来ませんが、極論を言えば柚子肌を磨ききって鏡面仕上げにする事はできます。

 

こうして、肌を調整し、荒磨きを済ませた後、組み付けてもらい最後に仕上げの磨きをすれば一連の板金塗装の流れは終了となるわけです。

では、また来週。