トラブルシュート

コンバンハ
国竹です。
今日も、朝からバタバタと慌ただしく作業させていただいてます。
この不況の中、車業界で忙しくさせていただけるのもお客様の
お陰だと言うことを肝に銘じながら作業させて頂いております。
と言うことで、話を戻しますが...
今日は、トラブルシュートに明け暮れておりました。
AT変速不良のお車に始まり...
エンジン不調のお車まで...
近年の車両の故障診断ができるのも
ベンツテスター、BMWのDISテスター、ボッシュテスターまで
完備している環境のおかげです。
でも、一筋縄には行かないのがトラブルシュート...
ここ数日、ハマっているのが
engine_8c_petrol.jpg
↑このエンジンちゃんです。
アイドリング不安定、加速不良、といった具合です。
テスターでは
いろんな部品が壊れていると表示されています。
私は、ラムダセンサーが疑わしいと睨んでいます。
テスターでも壊れていると表示していたので交換しようと思ったのですが
早とちりで交換しなくても良い部品を交換する
のはNGです。
再確認の意味で今回は別の機材も登場させています。
これです
af_knock_amp2.jpg
空燃比計です。
これは、空気と燃料の割合を計測する機械です。
これと同じ仕組みが純正で車両に搭載されて
常に最適な燃料噴射をさせてエンジンを円滑に回転させています。
所で、この車両はどうかといいますと...2010040921210000.jpg
左バンクだけ燃料が垂れ流しに近い状態になっています。
右バンクは理論空燃比にバッチリ入っています。
(ラムダセンサーが排ガスをキッチリ計測出来て綺麗にアイドリングしています。)
故障は、ラムダセンサーが壊れて左バンクだけ
燃料が適正に噴射されていないと判明しました。
とここで初めて部品発注が出来ます。
見切りで発注しては、お客様のお財布に直接響いてくるので
注意をしながらトラブルシュートしています。
みなさんのお車も気になる不調が万が一ありましたら
是非ご相談ください。

SNSでもご購読できます。