初めまして!!
今更感がありますが、ようやくブログの順番が回ってきました
大阪店のケンタです!
大阪店ブログの方にはちょこちょこ登場していますが、メカニックブログでは初めてなので
これからも宜しくお願いします!!
今回はE92の故障修理です。
お客様から「スピードが30キロしかでなくなったんだ。」
とのことでご入庫頂きました。
メーターを見るとこのような表示が。
これは「エンジン出力を最大限発揮できません」という表示です。
エンジンチェックランプと似ていますが、少し違います。
早速BMW専用テスターで故障個所を特定していきます!
出ました!「バルブトロニック サーボモーター」ですね!
「バルブトロニック」ってなんだ?と思いの皆様、☆ケンタが説明します☆
バルブトロニックとは
アクセルの踏み込み量に応じて、吸気バルブのリフト量を可変させるリンクを
電動モーターで駆動することによりエンジン出力を制御する技術です!
普通はスロットルを開閉し空気の量を調整してエンジン出力を制御するのですが、
バルブトロニックは吸気バルブの開き具合で空気の吸入量を調整しているんですね!
一応、スロットルも付いていますが故障のときの非常用で
エンジンがかかっているときは基本、全開位置になっています。
レスポンスが良くなったり、燃費が向上するらしいです!
素晴らしい技術ですね!!
さぁ話は戻って(笑)
「ついでにエンジンオイル漏れも直して!」
とのことなので、これも点検。
アンダーカバーがびしょびしょです。
これはひどいなぁと思いつつアンダーカバーを外しました。
すると・・・
カバー内にこんなものが落ちていました!
なんなんだこれは・・・
次回、「E92修理編」に続きます(笑)