TECHART GT Street R

浦和店の板倉です

前回のブログは東京店の作業内容でお伝えしましたが、浦和に戻ってきました。

東京店での作業ではひとつ困ったことがありました。

東京店には何度も行ったことがありますので、東京店までに行く道は解っても、周辺の道路はあまり解らないのです。

何が困ったかと言いますと、試運転です

いざ試運転に出ますと、一方通行、左折禁止、右折禁止と続きまして、なかなか会社に戻ってこれません

結果それほど遠くない道をナビを使って帰ってきました、、、

田舎者ですみません 笑

 

浦和店に戻りますと今まで通りの業務に戻るのですが、BONDCARSの成約車両の点検依頼も少し溜まっておりまして、パーツ発注などを急ぎまして、納車前点検の準備をしております。

そんな中で気になる1台「TECHART GT street R」の点検依頼がありました。

TECHART GT street R 聞いた事無い方もいらっしゃるかと思いますが、PORSCHE911turbo SをベースにTECHARTがチューニングを施した、TECHARTのコンプリートカーになります。

メカニック的にはいろいろ気になりますので、画像を交えて少しご紹介させて頂きます。

まずは最初に目に入りますカーボンパーツの数々です。

車の軽量化に欠かせないのが、このカーボンパーツ。

GT street R エアロキットと言われますキットですが、内容は盛り沢山。

・フロントフード

・フロントバンパー

・フロントフェンダー

・フロント、リアフェンダーエクステンション

・リアウィング

・ディフューザー

・サイドミラー

とこれら全てドライカーボン

実際フロントフードを開けてみると、軽いッ!

フードの裏側にもTECHARTと誇らしげです!

リアウィングとエアインレットもこのようにドライカーボン。

 

塗装されている部分も多いので解り難いですが、フロントバンパーもドライカーボンですね!

もちろんFフェンダーRフェンダーエクステンション、エアインテークもカーボンです。

一応マフラーのテールエンドもカーボンです!

そしてもう一つ目立ちますのが、リアのロールケージです。

この辺でも本気度が伺えますね~。

でいろいろ見ていますと、また違う点で気になるところが、

この画像はフロントのブレーキのどアップ画像ですが、よく見ると「akebono」と書いてあります。

日本が誇る曙ブレーキが使用されております

PORSCHEのブレーキは昔から絶賛されてろいますが、そのパーツに日本製が採用されていると知るとなぜかうれしくなります。

ちなみにブレーキはTECHARTではなく元のPORSCHEのパーツです。

 

こちらのお車今後少し課題が残っておりまして、TECHARTのコンプリートカーですので、いわゆる並行輸入車扱いになります。

もちろん日本仕様の車で作成されていませんので、ナビゲーションなどは本国仕様。

メーターの表記はメニュー画面でニホンゴに変更できましたが、それですべてが日本仕様になる訳ではありません。

ナビゲーションの方はBONDPLUSにお任せして、車両が日本の基準に合っているか、確認しなければなりません。

大きく問題になるのはマフラーとヘッドライトのカットライン。

マフラーはと言いますと、

TECHARTですので、安心のeマークが付いております。

ヘッドライトのカットラインは、

日本では考えられませんが、ヨーロッパでは、右側通行と左側通行の国に行き来することがあるので、走行区分をメーターのメニューで変えることが出来ます。

漢字に少し違和感はありますが、これでカットラインの変更も可能です。

後はほとんど問題ありませんので、大きな改善をすることなくこのまま登録を済ますことが出来ます!一安心です。

 

今回は何の作業の紹介もありませんでしたが 笑

この様な車はあまり目にすることがありませんので、隅々までいろいろ見てしまいました。

TECHARTのオフィシャルYOUTUBE TECHART CHANNELで動画もご覧になれます。

では板倉でしたー

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