FERRARI 488 spider x NOVITEC N-Tronic

浦和店の板倉です

ここ1週間ほど浦和店は大忙し

電車通勤のスタッフは終電に間に合わない事もしばしば、、、、

まだ気温も暑かったり寒かったりしていますので、体調管理には注意しなければいけませんね。

さて、本日ご紹介いたします作業はと言いますと、

FERRARI 488SpiderにNOVITEC N-Tronicのお取付です

NOVITEC N-Tronic?

なにそれ?と思われた方いらっしゃいますよね。

まずは画像をお見せします。

NOVITECと書かれた箱が2つありますが、これがNOVITEC N-Tronicになります。

ここでわかった方は結構輸入車チューニングに詳しい方かと思います。

流石です!!

まぁもったいぶってもあれですので、説明しますが、簡単に言うとエンジンのサブコンです。

488は各シリンダーに1つずつエンジンのコンピューターが備えられていますので、サブコンも2つ必要になります。

取付の前に、NOVITEC ROSSOにあります、取付動画を確認してみます。

説明はスパイダーでは無くクーペで進んでいくのですが、見ていると不安がよぎってきました。

サブコンは各センサーにカプラーオンで配線を割り込ませるタイプなのですが、

488はVバンクシリンダーの間に4カ所とスロットルボディ手前のエアマスに取り付けます。

Vバンクの間にあるセンサーが、説明の動画だと、上の写真のメッシュ部分を外してその中にあるように見えます。

クーペはエンジンフードを開ければ簡単に見えますが、今回のお車はスパイダー。。。

こんな感じになっています。

エンジンの真上にハードトップが収まるスペースがある為、真上からアクセス出来なそうです。

これは手を付ける前に、教育のために若い奴に任せるかと考えましたが、

おっさんがめんどくさいから人にやらせやがってとカゲグチ叩かれるのもしゃくなので、半ばあきらめていたところ、動画の最後にスパイダーの場合みたいな映像が流れてきました。

えっ!ここ開くの!?ってところが流れてきたんです。

ここです↓↓

ハードトップを収納するハッチをあけるとモケットが貼られたスペースになるのですが(その画像ありません、、、、)

そこが外れて、エンジンは丸見え

内心ラッキーーーなんて思っていました。

早速メッシュのカバーを外してセンサーを確認します。

奥まっていて解りませんが、この間にブーストプレッシャーセンサーとラインプレッシャーセンサーが各バンク分入っています。

NOVITECの説明の動画だと腕の太いメカニックが狭そうに作業していますが、わたしも手はごついですが、そこまでではないので、難なく取付完了です。

残りはエアマスセンサー2か所と、エンジンのコンピューターからCAN信号線を取るだけ

思ったより短時間で終わるかな~と考えていました。

エアマスセンサーはエンジンフードを開ければすぐに見えますので、こちらもカプラーオンですぐに終了。

エンジンのコンピューターは左右のタイヤハウス内に有りますが、説明の動画で見るとエンジンルームからカプラーを引き出して、配線していましたのでなるほどね~と思いながら、いざコンピューターのカプラーを外そうとしますと、まぁ外れません、、、

そうなんです、スパイダーはハードトップのリンケージやらなんやらでどう頑張ってもエンジンルームからは引き出せません、、、

では、タイヤハウスからアクセスしますかと思ってタイヤを外してフェンダー内を覗いてみると、絶望的な景色が、、

このお車、外観の画像は出していませんが、フェンダーを少し、いや大幅に変更している車両でございまして、

フェンダーライナーの取り外しには相当な手間がかかります。

見た目はもう二度と外れないように出来てるのでは無いかと思い、BONDBODY行かとまで考えました。

が時間もありません。ここで何とかしなければいけないのです。

とりあえず、純正のフェンダーライナーのボルトを外していきます。

加工部分はと言いますと、以外にもリベットのみ取り外せば何とかなりそう。

とは言え、加工してある部分をばらすのは勇気がいります。

結果、フェンダーライナーの取り外しもCAN信号の取り出しも無事終了。

全てを元に戻して、すべて作業終了です。

先日無事納車も完了。

納車に行った伊藤店長がお客様のドライブで同乗試乗。ヤバいらしいです 笑

ちなみにNOVITEC N-Tronicでどのくらいの出力アップかと申しますと、

488ノーマル    492kw 約670馬力 760Nm

NOVITEC N-Tronic 556kw約756馬力 877Nm

スペックだけ見ても怖くなります

 

ご興味ある方は是非お問い合わせください!

では板倉でしたー

 

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