BONDSHOP TOKYOの板倉です
本日は動画からスタートです
MINI F55 COOPER Sにレムスのキャタバックシステムを取り付けました。
動画はこのエキゾーストシステムに装備されています、バルブコントロールシステムのリモコンで段階的にバルブの開度をコントロールしている所です。
音量の違いお気づきになりましたでしょうか?ちなみにスマホに専用のアプリを入れてもらえば、更に細かい制御が可能です。詳しいことは後程。
まずは、マフラーの交換作業からご説明させて頂きます。
ノーマルマフラーはキャタライザー直後から、テールまでの1本モノとなります。
固定されているのはリアのメインサイレンサーの左右にありますラバーハンガーと、キャタライザー直後のバンドのみです。
外れたところです。
レムスのパーツ構成です。
メインサイレンサーとセンターのパイプが2本、あとはテールピースになります。
フロント側から順番に取り付けて行きますが、まだ仮付で、固定のバンドは外れない程度に締めておきます。
テールピースを取り付けます。
ある程度テールの出具合や左右のバランスを合わせます。
メインサイレンサーのパーツにしっかりREMUSとパンチングされています。
取り付けてしまったら、ほとんど見えないですけどねw
純正のブレースバーを取り付けまして、干渉しないようにマフラー全体を調整していきます。
同時にテールピースのバランスも調整し、本締めをして、マフラー本体の取付は終了です。
次はバルブコントロールシステムを取り付けます。
構成パーツです。左上から時計回りに本体、ブルートゥースユニット、リモコンです。
リモコンは最初の動画で使用していた物です。
ブルートゥースユニットはスマホで接続する際に必要になります。車両のOBDに挿して使用します。
本体は、電源とエキゾーストバルブのアクチュエーターに接続します。
エキゾーストバルブはメインサイレンサー部にあります。電動のアクチュエーターを使用して制御します。
まずは電源の取り出し。
トランクルームのルームランプ横にシガーソケットがありますので、そこから電源を供給してもらいます。
シガーソケットを外します。
この配線にバルブコントロールユニットの電源配線をハンダで接続します。
電源はこれだけでOK!
後はアクチュエーターに接続する配線を室内から外に出します。
トランクのフロアーカーペットをめくるとこのようになっています。
右側のモビリティーシステムを外します。
外した部分には、いかにも社外品はここのグロメットから配線を出してくださいと言うような部分があります。
このグロメットに少し切れ目を入れまして配線を車外に出します。
真下にはカバーがありますので、ちょうど良い所から配線を出して、アクチュエーターに接続します。
外に出る部分は、あまり露出したくないので、最短ルートで配線します。
室内側は本体を先ほど電源を取り出した内貼りの中に隠します。
配線類はカーペットをめくり、すべてこの中に引き込みます。
本体にはカプラーで接続ですので、カチッと確実に接続しまして、余った配線を丁寧に処理して基本的には作業完了です。
ここまでの作業を終えれば、付属のリモコンで先ほどの動画のように操作が可能です。
つづきはスマホ操作編!
スマホ操作用にブルートゥースユニットをOBD端子に差し込みます。
スマホには専用のアプリを入れて、このユニットと接続します。
パスワードがありますので、入力してシステムと接続完了すれば、細かい操作が可能です。
まずは基本画面からお見せします。
一番上にはタコメーターが表示されます。
その下に0%、20%、50%、100%のボタンがあります。
これはバルブの開度を示しています。
それぞれのボタンを押せばその開度にバルブが開きます。
その下のスライドスイッチは0%から100%の間を10%ごとにバルブの開度を調整できます。
一番下にはAUTOMATIC MODEのボタンがあります。
画像はアクティブになっていますので、設定された回転数でバルブの開度が変わるようになります。
タコメーター表示の横の矢印を押すとエキゾーストバルブのアニメーションに変わります。
⇈バルブが100%空いた状態です。これはボタン操作によって開いていますので、ボタンの部分が赤く表示されます。
⇈50%の状態です。ボタンは黄色く表示されて、スライドスイッチも50%の位置に移動します。
設定画面では各ボタンのパーセンテージを変更することが出来ます。
また、オートマチックモード時の回転数とバルブ開度の設定も変更可能です。
スマホで細かく設定が出来て、自分好みのフィーリングを見つけたりするのが楽しそうです!
しかし、走行中のスマホ操作は絶対ダメですよ!
では本日はこの辺で、板倉でしたー