BONDSHOP TOKYO板倉です
本日はBMW 540xiにACシュニッツァーのパフォーマンスアップグレードの取付をご紹介します。
最近と言うか少し前からBMWのコードネームを覚えるのが大変です。
現行の5シリーズはG30なのに同じ現行のM5はF90だったり。
Xシリーズはもう全く覚えられません。
でも一応プロとしてやって行く上では覚えないとダメですね、、、
で本日のお車はG30です!
そして取り付けるのはACシュニッツァーのパフォーマンスアップグレード
パフォーマンスアップグレードとはなに?
私最初は高級なサブコンだけど、ブーストコントロールだけじゃないの?って思ってました。
でも、本当は違うみたいです。
どんな特徴があるのかメーカーさんのHPより抜粋させてもらいました。
パフォーマンスアップグレード特徴 |
・点火タイミング、燃料調整、ブースト圧が絡む複合的な作用によりパフォーマンスを向上。 |
・普段の乗りやすさ、扱いやすさを重視したチューニング |
・高トルクによる出力によって、よりスムーズな追い越しを可能に。 |
・エンジン保護関連のパラメーターの保持を重視 |
・エンジン回転数・冷却液温度、オイル温度などを管理し、的確なパフォーマンスを発揮。 |
・エンジン保護の為、エンジンが温まってから作動します。(エンジンオイル温度が80度に達してから作動します) |
・長時間ドライブなどにより、エンジン温度が上がると自動的にパフォーマンスを弱める。 |
・DME(制御コンピューター)を直接チューニングしないため、点検や診断でのトラブルの心配はありません。 |
と、まぁこんな感じですw
早速取り付けて行きます。
取り付けは他のメーカーにあるサブコンとほぼ同じですが、取り出すセンサー信号の数が少々多いのと、CAN信号を取り出します。
まずはエンジンルーム
大きなエンジンカバーがあります。
これは取り外します。
カバーの下は配線やらパイプやらで大変なことになってますね。
で、取り出す信号は何かと申しますと、
①エアマスセンサー(吸入空気量を想定するセンサーです)
②レールプレッシャー(燃料の圧力)
③ブーストプレッシャー(ブースト圧です)
④インマニプレッシャー(インマニ内の圧力です)
⑤CAN信号
ちなみにCAN信号はエンジン、トランスミッション、ブレーキ等々車にある様々なコンピューターの通信に必要な線です。
配線2本だけで通信できるために、車両に使用する配線の数を大幅に少なくすることが出来ます。
⑥電源
では最初にエアマスセンサー
エアクリーナーのすぐ後ろに付いております。
アップにします。
カプラーにパフォーマンスアップグレードの配線を割り込ませます。
Hot film air mass meterと親切に書いてあります。
次にレールプレッシャー
ここにやはりカプラーを割り込ませます。
次にブーストプレッシャー
続いてインマニプレッシャー
タグには両方ブーストプレッシャーと書いてあります。
アフタースロットルバルブ、ビハインドスロットルバルブとなっていますので、
スロットルの前後での圧力を見ているようです。
そしてCAN信号はエンジンのコンピューターから取り出します。
コンピューターはエンジンルーム内にあります。
6つのカプラーが並んでおりますが、その中から指定の配線より信号を取り出します。
あとは電源を取り出します。
インマニの下にバッテリー+電源がありますので、そこから電源を取り出します。狭いです。
赤く見えるところがバッテリー+電源です。
もちろんアースも接続します。
そして本体はと言いますと、こちらです。
熱や水にさらされないように固定します。
あとは元に戻して作業終了。
ちなみにこれだけで540iの場合60馬力も上がっちゃいます!
340psが400ps魅力的ですね!
是非お問い合わせお待ちしております。
では板倉でしたー