BONDSHOP TOKYO 板倉です!
今週は雨が続いてやや涼しいですが、ピットの中は湿度が高く結局汗ダクです。
今年はピットにエアコンが入る予定だったんですけどね~。
来年に持ち越しです。
社長来年こそお願いします!
さて本日はスマートブラバス アルティメイト125 のエンジンチェックランプ点灯修理です。
今回エンジンチェックランプは点灯しましたが、実際にエンジンの調子は変わらず、通常通り運転できておりました。
しかし、普通に乗れたとしてもエンジンチェックランプが点灯していた場合、車検に不適合になってしまいますので、修理は必須です。
何よりメーターに何か警告灯が点いているのが、精神衛生上良くありません!
早速診断していきます。
テスターで診断を進めて行きますと、O2センサーの断線とエラーが示されました。
通常O2センサーはキャタライザーの前後に1つずつ装着されています。
車種によってはキャタライザーの後ろ側のさらに後ろ側に着いている事もあります。
で、今回はキャタライザーの後ろ側を交換します。
スマートのエンジンはリアのラゲッジルーム下にありますので、ラゲッジのカーペットをはがして、エンジンフード?を外して作業をします。
カーペットをめくって、
まぁ蓋ですね、これを外します。
エンジンが丸見えです。
覗いてみてO2センサーを確認します。
該当するセンサーが見当たりません。
もっと奥ですね。
画像の左側にある緑色の配線がそれです。
ステーの間から見える金色の部品を外します。
O2センサーは22mmのレンチなどを使いますが、専用の工具もあります。
既にセンサーが外れていますが、この黒いのがO2センサー専用の工具です。
OXY SEN WR 22MMと書いてあります。
オキシセンサーって事ですね。たぶん。
一応新旧のパーツ比較です。
左が外したセンサーです。
煤が付着していますが、これが原因と言うわけではありません。
おそらく内部の断線だと思われます。
高温にさらされる部分の割にかなり緻密に酸素濃度を測定しなくてはいけないので、内部もかなりシビアに出来ているのだと思います。
そして新品を装着して、エラー消去を行い、試運転で問題なければOK!
O2センサーは距離によって定期交換が必要です。
メーカーによって距離は異なりますが、8万キロぐらいで交換を推奨しているメーカーもあります。
特に大事にお乗りになられている方で10万キロ以上走行している場合、一度ディーラーさん等に交換時期を聞いてみた方が良いかもしれませ。
では板倉でしたー