異音点検

こんばんは。浦和店小出です。

本日より、ボンドグループは夏季休暇を終えて営業を元気に再開しています。

仕事以外の日はメガネをかけている僕は休み中にずっと欲しかったメガネを給付金を持って買いに行きました。

いつも通りメガネ屋で検査してもらうと、悲しいかな老眼が出てきているという事で人生初の老眼対応レンズにしました。フレームとレンズで給付金はすっ飛びました。

さて、本題です。

お客様からの依頼事項でよくある音診断。

音と言っても様々で内装パネルがビビっていてカタカタ、コトコト鳴っているだけの物もあれば、危険を伴う様な音もあります。

今回の案件はどちらかと言うと後者の方です。

お車は420i。以前(1年位前)にマフラーを変えてから音がするとの事でした。

マフラー交換時に振動時に何処かに干渉して音が出るという事はたまに見受けられます。

確かにロードテストしてみると右折、左折時や道路がデコボコしてる道でフロア下から鉄同士が擦れるような音がします。

結構な音なので、マフラー交換時に気がつかないものかなぁ…と思いつつマフラーを点検します。

繋ぎ目のガタも少し気になったのでガスケットを新品に。少しよくなったものの大元の音は消えません。そこでいっそノーマルマフラーに戻してロードテストしてみます。

するとノーマルマフラーに戻しても音が出るんです。初期情報に囚われすぎてました。

マフラー以外の部分で点検を進めていくと原因はおのずと判りました。

サイドブレーキワイヤーです。

これがブラケットが割れてしまっていた為下に垂れてしまいプロペラシャフトに当たるんです。

とりあえずブラケットに見立ててタイラップでワイヤーを持ち上げて走ってみると音は消えました。

ブラケット自体はそんなに高価な物でもなく、すぐ交換できるだろうと思いましたが、結果、プロペラシャフト下ろしてフューエルタンクを半分以上落とさないとブラケットは交換出来ませんでした。

何はともあれ大事に至る前に交換できて良かったです。始まりはオーナー様の異音に気付いたところから始まりました。

音診断は時間がかかる場合もありますが愛車から異音が聞こえたら一度点検させてもらう事をお勧めします。

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