Porsche

PORSCHE996 ウィンドウレギュレーター交換

BONDTOKYO板倉です

年頃の娘の件で名古屋店の川島も不安にさせてしまいました(笑)

まぁ、なるようにしかならないですからね、私はTHE思春期の娘の態度も楽しみの一つとして捉えております。

 

さて本日はPORSCHE996のウィンドウレギュレーターの交換です。

ベンツやBMWなどではウィンドウレギュレーター交換はよくやっておりますが、ポルシェはあまり経験がありません。

996は長年修理等しておりますが、意外にもウィンドウレギュレーター交換初作業です。

なんならドアの内張を外したのも初めてかも(笑)

という事で、内張です。

このぐらいの年式だと、なんとなくマニュアルがなくてもばらし方は想像がつきます。

エアバックのプレートの裏とかには必ずねじが隠れてます。

外しました。

黄色いいかにもコーションラベル的な物体はサイドエアバックです。

という事で、バッテリー端子を外して作業します。

万が一エアバックが作動したりすると、怪我しちゃいますからね。

先ほどのエアバックとインナーのカバーを外します。

左下にあるスピーカーボックスも外します。

やっとレギュレーターを外すことができます。

レギュレーターはレール2本とモーターを固定してありますので、ナットを外してドアから取り出します。

レールの下側です。

この部分は取付と、角度調整も兼ねています。

ドアの下側から覗くと

ゴムのキャップがあります。

キャップを外すとナットが見えます。

ピントが合ってませんが、許してください。

ナットの位置を動かせるように長穴になっています。

これで角度の調整をします。

こちらの画像はガラス自体の高さと角度の調整用です。

クーペの場合はサッシが無いので、調整は少し難しいです。

で、ガラスも外します。

今回はガラスの上下動の時にギリギリと嫌な音が出ておりましたので交換に至りましたが、どこが原因かと言いますと、

モーターからつながるワイヤーがガイドローラーから外れてしまっています。

これは経年劣化やほこりなどが原因で上下動する際に抵抗が増えてワイヤーが外れてしまったり、ガイドローラーのガタつきだったりと原因はさまざまです。

ちなみに正常な状態はこちらです。

今回は異音の時点で気が付いて交換できましたので、大事には至りませんでしたが、気が付かずに放置していると、ガラスが外れて落っこちてしまう事もあります。

ガラスの上下動の時聞きなれない音がしたり、動きが少しでもおかしいと感じたら窓を閉めてそのままそっとしておいて、点検をご依頼ください。

万が一雨の時にガラスが閉まらないなんて事になると、2次被害は避けられません。

お気を付けください。

 

では板倉でしたー

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Porsche993 内装編その2と・・・

大阪店 いとうです。

ポルシェ993の最終回。

ダッシュボード周りのカーボン化進めていきます。

エアコン吹き出し口は引っこ抜いて交換。

助手席側のパネル交換のために

ダッシュボード半分下ろします。

最近の車のようにダッシュボード全体を下すことになると思っていたのに

まさかの外れ方に少し拍子抜けしました。

留めているネジ・ボルト類がどこにあるのかよく観察しながら

こんなとこおったんかい!?みたいな奴らが結構いて。。。汗

デッキやA/Cの操作パネルも外す必要があったのでついでに

最新鋭!?の純正オーディオデッキに交換!

今は使われていない配線などがとにかく乱雑に放置されていたので

引き直しやチェックなども兼ねてリセット♪(´ε` )

ダッシュを組み込み、オーディオもバッチリです!

スマホを繋げばめーーーっちゃかわいいモニターにミラーリングもできちゃいます\( ˆoˆ )/

いとうのiPhoneでもテストさせてもらいましたが音楽も地図アプリも使えて快適ですやんwww

薄くパネルになっている物は両面テープだと浮いてしまいそうだったので

オーディオチームのアドバイスを元に内装生地貼り付け用の糊で接着してみました。

キーシリンダー周りはネジが切ってあり回せば交換できました。

メータ周りは一つづつ抜いていくんですが

タコメーターだけハンドル外さないと抜けない_(:3 」∠)_

ダッシュの天面もバイザーのように張り出た部分が邪魔をして

カーボンパネルが入れ込みにくかったので取っ払いました。

各メーターにシルバーなリング装着

そして車と合体。

センターコンソールも部分的にカーボン入ってます。

あとは運転席の足元を鉄板化!?笑

(元々のパネルが木製だったのには少したまげました(´-`).。oO)

助手席側のキックプレートなんかもスポーティな雰囲気に大変身!

延べ数日をかけた絶対に負けられない戦いがここに終結となりました!

堂々完成でございます。

これで晴れて納車かと思いきや、

いとうがチンタラ作業してる間に新たなる課題が持ち込まれていました。笑

ロアアームのブッシュ交換です。

経年による固着がひどくて

熱々に炙って叩いたり、プレスかけたり手を変え品を変え

こねくり回して交換することができました!

聞くところによると何やら次なる構想もあるようで

パーツを手配中とのこと。

まだまだ進化の途中のようです。笑

果たして次はどこを弄るのか・・・楽しみですね〜♪

次も作業を担当させてもらうことになればブログで紹介したいと思います。

本日もありがとうございました。

PORSCHE 993 内装編その1とヒーターシステム

大阪店 いとうです。

今回は993の内装編ということで

まずはドア内張をカーボンパネルに交換です。

ドア自体はカーボン化済ですが、内張は純正のままです。

とりあえず内張取っ払います。

ある程度予想はしていたのですがカーボンに直ビス打ちしている箇所は

いくつかネジが効かなくなってしまってます。。。なので補修しつつ作業を進めます。

そして何よりヤバかったのが内張カーボンパネルにはスピーカー等の取付穴が空いてないwww

オーディオレス車用!?!?!?

カーボンの穴あけ加工、緊張しました_(┐「ε:)_

元々空いていたドアハンドル(ヒモタイプに交換)部分も少々加工…

まぁ海外モノあるあるですね。笑

ツイータ、P/Wスイッチの穴あけを施します。

一つ空けるたびに仮当て⇄微調整を繰り返しながらひたすらカーボンを削り

パネル側は完成!粉まみれになりながらドア2枚分丸1日、ピット隅で格闘してました。

ジャックナット等でドア側のネジ修正をしながら

内張カーボン化、完成!

オーナー様がご用意されていたヒンジの所のハーネスが通るジャバラも

このタイミングで交換しております。

カプラーから端子を抜き取らないとジャバラに通りませんでした。

見たことない端子だったので

腐食でポロッと逝ってしまわれないかドキドキでしたが無事施術完了\(^o^)/

カーボンの話からは逸れますが

助手席側からのエアコンの風が熱風になるということで

同時並行して診断もしてきました。

冷却水が存在しない空冷エンジンだと当然ヒーターコアもありません。

なのでエンジンを冷やす際に出た温風(実際には熱風)を室内までダクトで引っ張っているそうです。

今回勉強して初めて知りました!某ホ●ダ学園では教えてくれなかったwww

で、上の画像にあるのが温風と冷風をミックスするフラップです。

コイツが今回の犯人。温風全開のまま動かなくなってました。

モーターユニットを分解し色々調べてみるも肝心のモーター本体が回らないので

Assy交換となりました。本国オーダーで最大数ヶ月待ちとのこと。。。

でしたが、意外にも1ヶ月程度で到着しました。

当初本国にも在庫あるかどうか…みたいな感じでビビらされていたので

ホッとひと安心です♪(´ε` )

フラップに繋がるダクトも経年で潰れまくっていたので一緒に交換で対応しました。

これで真夏の熱風地獄は免れました。(´-`).。oO

そんなこんなで、本日はこの辺りで止めておきたいと思います!

内装編その2で残りの作業出し切ります!!

引っ張りまくってすみません。まだ画像換算で30枚ほどの作業があるので。。。笑

では本日もありがとうございました。

PORSCHE 997 GT3 x EBM

BONDTOKYO板倉です

9月に入り急に気温が下がりましたね。

通勤時間帯の朝晩は特に冷えます。

なのに三浦さんは今日半袖で出勤(笑)

超寒いって言いながら会社に来ました。

「でしょうね」って心の中でつぶやいた今朝の小さな出来事でした。

 

本日は数日前の非常に暑い暑い日に作業しました1台

PORSCHE 997GT3にEBMのお取り付けです。

 

GT3は純正のバキュームラインにソレノイドバルブを後付けしてアクチュエーターの制御が可能ですので、バキュームラインを探します。

上の画像はエンジンルーム内ですが、青い丸の中にバルブアクチュエーターを制御する純正のソレノイドバルブがあります。

例によってiPhoneを狭いところに滑り込ませてソレノイドバルブを撮影。

横にちらっと見えるブルーのホースは後付けのソレノイドバルブ用のホースです。

純正ソレノイドからマフラーのアクチュエーターにつながるバキュームラインの間に後付けのソレノイドバルブを割り込ませます。

ソレノイドバルブはバキュームの回路の切り替えをする役目をしておりまして、マフラーのバルブアクチュエーターを負圧によって作動させることによりバルブのオープン、クローズを制御しています。

途中にEBMで制御できるソレノイドバルブを入れることによって、通常オープンの回路を強制的に閉じてバルブを作動させるという仕組みです。

よくわからないですよね、、、

結局リモコンでマフラーのバルブを任意に制御できますよってことです(笑)

でこの回路についてはそれほど問題ないのですが、問題はGT3ってところなんです。

ねっ、ロールケージが張り巡らされていてかなりやる気を見せてくれているんですが、、、

しかし、今回のようにエンジンルームから室内に配線を引き込む作業の場合、後ろ側のカーペットをほとんど外さないといけないので、ロールケージがあると、とーーーーーーーーーーっても苦労します。

しかもシートがフルバケなのでリクライニングせず前に少し移動しても体を入れるのはほぼ無理です。

なので今回は思い切ってシートを外します。

フルバケのいい点はこういう時!取り外すのが非常に簡単!

しかも軽い!

シートを外したら、ロールケージで外せる部分が一か所ありますのでそこを外します。

そこからリア周りにアクセスしまして、カーペットを外していきます。

991ですと、リア周りにフューズがあるので、そこで完結できるのですが、997は常時電源の大きなフューズしか無く、電源は運転席足元のフューズボックスから取り出します。

仮にリア周りにIG電源のフューズがあったとしても、万が一のメンテナンスの際ここまでばらすのは正直面倒なので、運転席周りまで配線をすると思います。

すべて配線が終わったら作動チェックをして問題なければ終了です。

 

基本的にEBMはバルブを常にオープンか純正と同じ作動になりますので、常にクローズ状態には出来ません。

純正と同じ作動の際はスポーツモードも通常通り使用できます。

バルブオープンの際はノーマルモードでもスポーツモードでも常に開いた状態になります。

ちなみにこれまでの説明は純正マフラーの場合ですので、社外マフラーの場合はメーカーによって異なります。

 

今回GT3だから大変でしたみたいな記事ですが、EBMを取り付けられる車両はスーパーカー級の車両が多いので、何をするにも実は大変です(笑)

 

まぁそんな事は気にせず、バルブを開けたくなったらお問い合わせください!

 

では板倉でしたー

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PORSCHE MACAN 油圧警告灯

BONDTOKYO板倉です

本日はさっそく本題に入ります!

ポルシェのマカンターボですが、メーターにこんな警告が表示されています。

継続走行可と書かれてますが、これを見ながら走るのはちょっと怖いですね

 

ということで、即ご入庫頂きました。

通常の画面に戻しても油圧の表示は ━.━ 顔文字見たくなってます。

大体この時点で察しはつきますが、確実な診断をするためにテスターでフォルトの確認します。

と、油圧のセンサーが電気的エラーとなっております。

やっぱりね。

さっそくパーツを取り寄せまして交換作業に入ります。

が、マカンの油圧センサーの交換今まで経験がありません。

エンジンルームを上からのぞいても、それらしきものは見当たりません。

下回りを探します。

センサーの形状から見て大体カプラーの形状は予想が付くので、カプラーを探していきます。

大体オイルフィルター付近にあるんですけど、ぱっと見ありません。

この時点で、変なところにないといいなぁと心の中がざわつきます。

先ほどの画像で気になるところがありました。

探していたカプラー形状がこれです。

iPhoneを隙間に入れて撮影してみると、ビンゴ!

見つかりました!

トルクス2本で付いているだけですが、少し狭いです。

ちなみに私手がでかいです

だからと言って諦めたらそこで試合終了。

手が入ったところは必ず抜け出せるという、謎の信念を貫き作業していきます。

外れました。

アルミのハウジングごと外れました。

新品との比較。

なんてことはないです。

内部の故障なので見てもわかりません。

外したところです。

掃除して新品を取り付けます。

オイルはほんの少し垂れてきただけですので、補充の必要はありません。

交換後は正確に油圧の表示をしておりまして、テスターでフォルトを消去して再度フォルトが入らないことを確認します。

少し長めの試運転をしまして、再度テスター診断をして問題ないことを再確認して作業終了です。

 

では板倉でしたー

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Porsche 993 空冷エンジン

大阪店 伊藤です。

前回ブログすっ飛ばしましたwwwすみません。

動画編集途中でPCがクラッシュ_(┐「ε:)_その週は復旧作業に没頭しておりました。。。

ブログ用の大量の写真も返ってこないかと思いましたがなんとか奇跡的に完全復活を遂げました。

なので今日は予定通りポルシェ!

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PORSCHE MACAN エアコン修理

BONDTOKYO 板倉です

毎日ジメジメしておりますが、私は比較的暑さや湿度には強く(寒いのも強いです!)余裕です!

ただ鈍いだけって話もありますが、、、

さてそんなジメジメしたこの時期に必要なのは車も家もエアコンですね、快適に過ごすための必須アイテムです!
世の中いろいろなものが進化しておりますが、車ももちろん進化しております。

エアコンも進化しておりますが、基本的な構成は変わりませんので、いわゆるクーラーガスを使用しております。

ですので、何か不具合が起きてガスが漏れてしまうと、エアコンは効かなくなってしまいます。

今回はポルシェマカンでエアコンが全く冷えないとのことで、さっそく点検です。

 

浦和店とBONDGARAGEにすでに導入されています、エアコンガス回収リサイクル、充填までできる優れものを東京店でも導入しました!

さっそくつなげて、まずはガスを回収して入っていたガスの量を確認。

ホースをつなげて、本体に作業内容をインプットすれば勝手にすべてやってくれます。

最初は回収と、圧力テスト、真空テストです。

リサイクルの下に64という数字が見えると思いますが、これが回収されたガスの量です。

マカンは575gが規定量ですので、ほとんどガスが抜けてしまっているようです。

これは漏れがひどいのかと思っていたのですが、エアコンガスの配管内を真空にして放置してどのくらい保持できるか見ていたのですが、1時間以上真空をキープしています。

ということは漏れは軽微なものと判断しまして、規定量を補充して最後に漏れ防止のリークストップなるものを入れて冷えを確認。

吹き出し口の温度は5℃まで下がりました。

これで数日間様子を見て問題ないので、ひとまずご納車させて頂きました。

漏れがひどい場合はその個所のパーツ交換が必要になりますが、今回のような軽微な漏れであればパーツ交換をせず、比較的リーズナブルに修理ができます。

もし冷えが悪いと感じましたら一度ご相談ください。

ちなみに、よくガソリンスタンドでガス補充を促されると思いますが、漏れていない限り基本的にガスを消耗することはないので、問題なければ補充は必要ないはずです!

ガスの入れすぎも冷えが悪くなりますのでご注意を!

 

では板倉でしたー

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PORSCHE 991.1 KW.HLS (HYDRAULIC LIFT SYSTEM)

こんにちは、大阪店の出口です。

 

そろそろ夏用のバイクウェアを新調しようと思ってたのですが候補のモデルが廃盤になってました

意外とフルメッシュでフルプロテクター対応でベースカラーがホワイトって無いんですよね~

とりあえずメーカーさんが後継モデルを検討中らしいので期待して待ってみようと思います

 

それでは本日はポルシェ991.1カレラS カブリオレです

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