チューニングモジュールってどうよ?

アサイです。
最近何かと噂のチューニングモジュール
呼ばれ方は色々ありますが、要は「ブーストアップモジュール」です。
色々なメーカーのHPを見ると、どれも大幅なパワーアップを実現
よく「そんなにパワー上がるんですか?」と聞かれるんですが、私はいつも「話半分くらいに考えてください。ただ中速からは確実に変わりますよ。」と回答しています。
で「実際どうなのよ?」ってことを客観的にテストしてみたかったので、こちらでシャシダイに載せてテストしてきました
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今回テストしたのは「DTM ADDITIONAL TUNING BOX」でございます。
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車種はW212 E250
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DTMチューニングBOXは、インマニセンサー、ブーストセンサー、カムシャフトセンサーの3箇所に接続致します。(カムシャフトセンサー接続する商品の方が、警告灯が点きにくくなります)
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慣らしも兼ねて20キロほど走行し、ダイヤル6で測定した後、ダイヤル9で測定。最後に外してノーマル状態で測定してきました。
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ただし、5速で計測するとリミッター(日本仕様はリミッター210キロ)に当たるため、4速で引っ張った数字になります。
体感的にはダイヤル6だと「まあまあ感じられるくらい」
ダイヤル9だと「明らかに変わった!」と感じることが出来ます

結果は、、、
おおむね私の予想通りとなりました
詳しい結果はココには書きませんが、この状況だとやはりメーカーが謳う数値には達していません。
ただ、グラフを見ると、2500回転からは実際体感している通り、純正に比べ大幅なパワーアップを実現しています
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2900回転時、ノーマル101.6ps/246Nm、ダイヤル6で110.6ps/267Nm、ダイヤル9で121.0馬力/293Nmと、大体ダイヤル6で10%、9では20%ほどのパワーアップを実現しております!!
逆に言うと、2500回転まではあんまり効果がありません(あくまでブーストが立ち上がる→タービンが回り出してから作用するため)
もう少し慣らしを行った場合(学習機能が働いた後)や、5速で測定した場合はまた違った結果になる(メーカーの数値に達する)かもしれません。ただ、事実としてマックスパワーこそメーカーデータには届きませんが、中速からの大幅なパワーアップが数値的にも確認できたことはとても有意義な測定であったと思います。
ちなみにメーカー推奨はダイヤル6ですが、その後ダイヤル9で走行していてもエンジンチェックなどの警告は出ませんでした。
※ディーラーなどに入庫はそのままでも問題無いと思いますが、バイパスモード(ノーマル)になるノーマル回帰カプラーが付属しますので、装着して入庫してください。
総括すると、基本2500回転くらいまでの低速域には「スロットルコントローラー」が効きます
2500回転以上の中〜高速域に対して「チューニングモジュール」が効果を発揮致します
あとは他のメーカーも試してみたいところですネ
ちなみに「DTM ADDITIONAL TUNING BOX」はAMG A45&CLA45エンジン用の他、日本未発売のGL350 Blue Tec用の設定なんかもありますので、お問い合わせお待ちしております(今日GL350 Blue Tec用の問い合わせを受けました)
それではまた明日

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