こんばんは、奈良岡です。

 

本日ご紹介する作業は、先日施工途中をご紹介しました、HAMMER H3の

360度カメラの取付が完成しましたので、ご紹介いたします。

 

 

システムは、センターユニットに4か所のカメラを接続して、汎用モニターに表示させます。

一番の難所は、やはりドアミラーの加工と通線でした。

 

 

フロントカメラは、グリルの中央に取り付けてます。

ラウンドした形状なので、そのままでは安定して取付できなかったので、エポキシ樹脂を成型して、台座を作りました。

両面テープでの取り付けですが、強度は確保できました。

 

 

リアカメラはスペアタイヤの死角をなくす為に、樹脂製のタイヤカバーにカメラを取り付けました。

配線は、リアゲートに標準のルーバーがありましたので、穴あけ加工等もせずにつける事が出来ました。

 

 

ドアミラーが最大の難所でした。

ミラーを外して取り付けるところまでは、順調だったのですが、ドアの配線の蛇腹の部分がカプラー式になっていたので、カプラーの空きピンの部分にドリルで穴をあけて、配線が通るギリギリのサイズで加工をして通線をしました。

ドアヒンジのスペースが狭くて手が入らないので、時間がかかりました。

 

 

カメラのグロメットサイズもギリギリなので、結構キツキツで入ってます。

カメラが回転して画像が変わってしまうこともありません。

 

 

モニターはダッシュボードに取り付けてます。

キーONで電源が入ると、360度ビューの表示が数秒表示されて、安全確認ができます。

 

 

画像処理で、4つのカメラが連動するように、キャリブレーションを行い、表示画像が正しく映るように調整しました。

フロントカメラとサイドカメラで、扉の影の線がしっかり合成できているのが確認できると思います。

 

 

デフォルト表示が360度のアラウンドビューとフロントカメラの映像が出ます。

 

 

リモコンの矢印ボタンを押すと、その方向のカメラ表示に切り替える事も出来ます。

メニューで表示時間などの設定もリモコンで行います。

リモコン受光部はステアリングコラムの右隣につけてます。

 

 

連動機能も搭載しています。

ギヤをバックに切り替えると、リアカメラの表示になります。

 

 

右ウィンカーを入れると、右のサイドビューカメラに切り替わります。

 

 

左ウィンカーを入れると左のサイドビューに切り替わります。

交差点や、車線変更時の死角を補助してくれますので、便利な機能ですね。

 

 

後付けの汎用カメラのキットなので、色々な車両にも取付可能だと思います。

ただし、カメラを取り付けるスペースや、通線が出来る車両に限りますので、詳しくはお問い合わせ下さい。

 

ボンドプラスでは各種カスタムを承っております。

今回は360度マルチビューですが、ドライブレコーダーやデジタルインナーミラーなど、お取り付けを承っておりますので、是非お問い合わせ下さい。

 

以上、奈良岡でした。

 


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