続・ブレーキのお話

皆様こんばんは!浦和店の橋本です!!

 

以前ブログに書いたこちら「ブレーキのお話

 

ブレーキというのも奥が深いパーツで、まず第一に目に見えて構成部品点数が多い

 

更にそれぞれのパーツの組み合わせで、見た目も性能も大きく変化します。

 

今回は、性能を追求してパーツを選定させていただきましたので、そのご紹介です。

 

お車は、PORSCHE 911 turbo (997.2)

 

「宇宙一止まる」と言われるポルシェのブレーキですが、

 

 

こちらの997に装着されているのはスチールブレーキ

 

もちろんBREMBOです。

 

オーナー様は、同じく997.2型のCarera 4Sもお持ちなのですが、

 

そちらに装着されているのは、”PCCB(ポルシェ セラミックコンポジット ブレーキ)”

 

 

耐フェード性が高く、軽量なPCCB装着車の効きに慣れていると

 

どうにもご所有のturboのブレーキには不満が出てきてしまうとのことでご相談頂きました。

 

「turboと4Sのブレーキを入れ替えられないのか?」というお話になりましたが、

 

5穴PCD130仕様の4Sからセンターロックのturboへの移植は不可能でした。

 

そこでPCCBを後付けする?という選択肢もありましたが、そこそこの車が余裕で買えちゃうので

 

流石にパス……

 

参考までに、endlessで製造していたカーボンディスクローターは¥748,000~です。

 

1枚当たりです……

 

よりお手軽に、制動力と軽量化を実現できるご提案をさせて頂きました。

 

 

GiroDisc

 

アメリカでレースシーン向けのブレーキシステムを製造しているメーカーです。

 

社外ブレーキ用の各種ディスクローターから、

 

純正ディスクの置き換え用までラインナップしています。

 

構造は、軽量なアルミのベルハウジングと高硬度の鋳鉄ローターの組み合わせで

 

軽量化と耐久性の両得を実現します。

 

 

淡い紺色のベルハウジングが、絶妙にボディカラーにマッチしています。

 

表面に施されるのは7本(イラストでは8本)のストレートスリット

 

 

 

前進時に逆回転となる為、ガスの排出より制動力を重視した仕様です。

 

同時に装着したのは、GruppeMのステンレスメッシュブレーキホース

 

 

高級感のある箱に

 

 

不織布の袋と、二段構えです。

 

ここで橋本、肝心のブレーキホースを写した画像がないことに気づきますが、

 

時すでにお寿司です。

 

当り付けがまだですが、エッジの立った造形が効きそうな雰囲気を醸し出していますね。

 

ブレーキパッドは、耐フェード性とコントロール性の高い

 

プロジェクトμのHC-CSを前後で装着

 

 

911turboにふさわしいブレーキになりました!実際効きますよ笑

 

ディスクローター、パッド、ブレーキホース

 

一式でも、上にあげたカーボンディスクローター1枚分の値段には及びませんので、

 

一先ず強化するのにうってつけのメニューですね!

 

これでもご満足いただけない場合は、潔くPCCBをオススメします笑

 

ブレーキのご相談もBOND各店まで!

 

浦和店の橋本でした!!

 


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