こんばんは、深作です。
本日はBMWの修理です。
まずは定番のルームミラーがグラグラになってしまったこちらのBMWから!

F22型M235です。
この事象には皆様相当悩まされているようで、ガムテープで固定したりティッシュを詰めたりと色々対策されております。
今回の車両はS字フックを使ってルーフに吊り下げという素晴らしいアイディアで乗り切っておられたようですが、もう限界とのことでご来店頂きました。
スエード調のミラーカバーも相まっての重量増、S字フックを外すとこうなります。

グルングルンの状態です。
運転中も常に視界に入る傾いたミラー、気になって気になって仕方ない!
「駆け抜ける喜び」どころではございません。
ということで、修理していきます・・・。

最近よく見るこの光景、リングが飛び出しているので間違いなく「アレ」が壊れています。
早速バラして行きます。

今まで修理をしてきたのはディスプレイ横にLEDランプのあるETC2.0でしたが、今回はETC1.0のタイプ。
外形はほぼ同じですが、果たして修理できるのか・・・
分解すると中身はだいぶ違いますが、肝心のジョイント部分は同じようです。

ジョイント部分の樹脂が崩壊しかかっているのがお分かり頂けますでしょうか?
こうなってしまったら普通は修理不可なのですが、Bond葛飾では修理いたします。
どんどんバラして行きます。

ETC1.0はカプラーが多く、そして配線も見事に跨いでいます。
小さいカプラーからさらに小さなピンを抜くという繊細な作業、老眼で良く見えませんのでちょっと時間がかかります。
バラバラになりました!
そして破損部位がこちらです。

予想通りの状態でしたので、いつも通り交換します。
あとはアレをごにょごにょして元に戻します。

完成です。
ETC読み込みOK!
電波受信もチェックします。

OK!
自動防眩もチェック!

OKです。
カバー類を復元して完成です!

これでストレスから解放されることと思います。
BMWのルームミラートラブル、Bond葛飾が解決いたします!
是非一度ご相談下さい。
さてお次はBMW E87でございます。

E87/E90、新車販売当時はこれでもかというぐらいカーナビを付けまくった思い入れの深い車種です。
いままで車検・点検などさせて頂いている御車ですが、今回はドア内側のクロスが剝がれてしまったとのことでご入庫頂きました。

接着剤が剥がれ、中のスポンジがボロボロと出てきてしまう状況です。
補修という方法もありますが、スポンジを剥がしてクロスも再利用となるとなかなか大変で費用もそれなりにかかります。
風合いも変わってしまいますので、今回は新品交換をお勧めいたしました。

やはり新品のパーツは気持ちいいですね。
人間の触覚はかなり繊細です。
手に触れる部分は拘って頂いたほうが間違いないと思います。
そしてお次はバンプラバー。
前回点検させて頂いた際に劣化しておりましたので、交換させて頂きました。

サーターアンダギーのようになっております。
バンプラバーとはショックアブソーバーが大きく縮んだ際に底付きを防ぐ重要なパーツ。
劣化すると乗り心地が悪化したり、異音の発生にもつながります。
ゴムパーツ・樹脂パーツは経年と共に必ず劣化しますので、早めの交換をお勧め致します。
長くなりましたが、BMWの修理編はこれにて完了です。
この度は御用命頂きありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以上、深作でした!
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