オシャレは足元から
大口径、深リム、コンケーブホイールと、時代と共に変化していったホイール。大型SUVブームと相俟って”車のスニーカー”の流行は大口径ディッシュタイプ。昨今では純正でもディッシュタイプのホイールを設定しているメーカーまである。
SUVを作り続けて50年にもなるランドローバーの新型レンジローバーが今回のベース車両。それも最上級グレードのSV Autobiography、そしてロングホイールベース。さらなる個性を出すためには最高の車両だ。


最近の車はcd値に衝突安全性、レーダーやセンサーなどの関係でボディ表面の凹凸がなく、下手にエアロパーツなどを取り付けると全体のバランスを崩すどころかドレス”ダウン”してしまいかねない。それでいてかっこよくない。特に新型レンジローバーは車に手をつける前からトータルコーディネートができていないとさらっと感を演出するのが難しい。


アメリカ製鍛造ホイールの老舗、HREの935。その名の通りポルシェのグループ5のホイールから来ている。
最先端の車ならではの難しさ
カスタムの難易度は上記で述べた見た目の問題だけではない。この車両には4WSが標準で装備されていたり、24インチとなるとタイヤ指数加重も課題になっている。bond groupでは最新車種がある一店舗に入庫したらそのローダウンデータやブレーキデータ情報を全店舗で共有し、どの店舗にいても同じサービスが受けられるようにしている。
新型の車両に最先端のホイールだから実現されるこの雰囲気には中毒性がある。
もうすでにbond groupでは何台もの車に大型ディッシュホイールを取り付けてきたが、これは外すことのできない1台だ。
