Alfa Romeo Giulia GTAm × AL13 Wheels

世界限定500台

1965年に発表されたジュリア・スプリントGTAに敬意を表したモデル、ジュリアGTA/GTAm。GTAのAは「アレッジェリータ」(軽量)を、mは「マジョラータ」(拡大)を意味している。
今回、ベースとなった車両はより過激なGTAm。フロントエンドは全てドライカーボン製、ザウバーテクノロジーズとの共同開発によって生まれたサイドスカート、ポリカーボネート製のサイドおよびリアウィンドウに角度の調整可能なウイングも装着しているジュリアの究極モデルだ。

特別な車のための特別なホイール

伝統的なモデルのホイール選びはとても難しい。過去の栄光に敬意を表したモデルということを忘れず、ボンドグループとして新しいものに挑戦するー。そんな無理難題を具現化したのがカリフォルニア州アナハイムに拠点を置くAL13ホイール デザイン+テクニックだ。

このホイールは本来5穴用で5本スポークのデザインだがアルファロメオ往年の6本スポークに合わせるために特別に製作された。当然のことながらセダンで唯一センターロック機構を採用しているこの車に合うようにデータも計測し、ボルトホール周辺のデザインも変更されている。サイズは前後1インチずつアップし、フィットメントは指一本と入らない。

昨今の車は5穴が主流でボルトホール周辺のデザインにフォーカスするとどうしても6本スポークと相性が悪い。そのため6本スポークは元々純正で6穴を採用しているオフロード系SUVに装着したりと、どうしても逃げがちだ。全く違う角度からのアプローチで通常のメニューにはないこちら側の要望をメーカーに要求し、それに応えるAL13はさすがとしか言いようが無い。元々のR110のデザインを崩さず、尚且つ純正ホイールに近いイメージを保っているだけはなく、アメリカでは販売されていない車両なのにも関わらず、約一万キロ離れている国からのオーダーにも応えるAL13の姿勢は日頃からあらゆる顧客の要望に応えている証拠の裏付けでもある。

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