皆様、あけましておめでとうございます。去年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。

このブログは日本よりお届きしております。実は、12月28日に梁は10か月半ぶりに日本にやってきました。日本ではコロナが深刻になっていますね。毎日数千人規模で増えてるのを見て、都市封鎖せず、感染者0人を追及する中国とは全然違うやり方だなと正直な感想です。

さてさて、梁が北京を出発前に経験したこともリアルで、なかなか日本ではありえないので、ご紹介します。梁が出発の五日前、北京もコロナが出始めました。場所はBond北京10キロぐらい離れた首都空港の近辺で、5か月ぶりの感染情報です。しかも無症状です。そこからコロナに関する情報は政府やSNSなどより次々と入ってきてるので、もう半年近く和らいだ空気が一変しました。その後、感染者の14日間の行動範囲は公表され、それにかかわる人や場所もすべて隔離や封鎖されてます。まぁここまではBond北京とはまだ関係ありません。

翌日クリスマスイブ、うちのスタッフが出荷の時、いつも通りSFエクスプレスを呼んでましたが、誰もピックアップしに来てませんでした。仕方なく違う運送会社を呼びました。その夜、SFの社員がより連絡来て、感染者の奥さんがチャイナモバイルの職員で、先日、SFに来て顔認識の機械を取り付けに来たので、奥さんと接触した人は全部隔離に入ってます。それを聞いたとき、僕たちも密接者の密接者の密接者にあたるので、ヤバイなぁと心配し始めました。もう運命が自分で決められず、いつどこで何かあるかわかりません。

25日、会社の1キロぐらい離れたオフィスビルも感染者が出たと発表され、封鎖されてます。いやぁ、いろんな方面から攻めて来たぞ、さらに緊張してます。夕方近くのIT企業の社員もノートパソコンをもって帰る雰囲気や、隣のアリババも人の姿を消してます。大手は在宅勤務始めたんだなぁとのことです。その日の仕事を終え、夜9時前後、ビルの管理会社より突然知らせが来て、明日朝から会社所在地の望京町、全員PCR検査を2日以内(つまり土、日)で受けざるを得ませんとのことです。望京エリアって住民やオフィスビルが密集して、50 万人以上の規模といわれてます。受けないと、うちの場合、翌週からこのビルに入るとき、PCR検査の証明を見せないと、入れなくなります。全員が従うしかありません。

翌日の朝、近くの公園でキャンプが立ってられ、PCR検査を開始してます。その時の様子は写真をご覧ください。

マイナス10度近くの北京、長蛇の列で受けました。

いかがでしょうか?日本の皆様は考えられないことだと思いますが、梁は身をもって経験しました。迅速かつ徹底してやっているので、コロナを封じてます。これは中国のコロナとの戦い方です。

梁よりでした。