こんばんは。1週間早いもので木曜日になりましたので、小出がブログを担当させていただきます
1年もあとひと月ですね。趣味自粛中な僕は、先週末のホットロッドショーも、今週末のスターウォーズも、次の週の有馬記念も、全て自粛です
ということは、仕事をやるしかないわけですねぇ…
やるしかないなら、やりましょう。
では、本日もスタートです。
先週まで二週かけて作った色をいよいよ車に塗装します。
基本的にボンドボディの塗装は分業制ではない為調色した人間が塗装までします。
塗り方次第で色が違ってしまい、調色の色と変わってしまうリスクを減らす為ですね。
さて、板金屋さんから上がってきた車に下地塗装のサフェーサーを入れて研いだら、マスキングしてブースにいれます。
マスキングも人それぞれです。要は塗りたくない場所に色が飛ばなければいいわけです。
写真だとわかりにくいですが、フロントフェンダーの下側にサフェーサーが入っています。
昨今商用車でもワンコートは減ってきまして、その代り増えたのがスリーコートですね。一般的なホワイトパール
のスリーコート以外にも色々な色でスリーコートがありますね。黒のスリーコートまでありますからね。
さて画像は白のスリーコート。まず、ベースの白でサフェーサーを染めていきます。調色時と同じ回数、塗り方でそめていきます。
この車の場合なるべく前には色を飛ばしたくないですね。バンパーとつながる部分はオリジナルの塗装が生かせそうなので前に飛ばさないように
ぼかしていきます。
サフェがそまりきったら、次はツーコートめのパールをかけていきます。これも調色時と同じ回数、同じ塗り方を意識して。
フロントドア、リアドアも染めます。
フェンダーがちゃんと色がぼけているか?各パーツおなじ様に塗れているか?それが一番神経を使うところでしょう。
オッケーのようならスリーコートめのクリアーコートでフィニッシュです。
ざっくり言えばこれが塗装です。奥は深いのですが上手く一つ一つ説明できるかというとそういう物でもありません。
そして最後に...
この車を塗ったのは僕じゃありません
チャンチャンではまた来週。