- 今晩は。木曜日のブログを始めさせていただきます。小出です。
最近自分の書くブログの内容が薄いんじゃないかと思われてる方々へ…
今日は長文、濃いものをお送りしていきます‼️
さて、ボンドボディブログを日頃御愛読いただいている方はご理解いただいてるかと思いますが、ボンドボディブログには他の板金塗装屋さんのブログではあまり出てこないような言い回し、「ボンド語」が多数あると思います。
その「ボンド語」を今日は僕が思いつく限りでご説明させて頂きます。
今後カスタムのご依頼を頂ける場合お客様と作業者側のニュアンスのズレがないようにと思っての事でございます。
では…
①まずマットですね。
マット(マッド)は艶消しの事です。大半の車は普通艶々のクリアでトップコートを決めますがマットは艶をわざとなくす塗装です。
ブログ内でたまに半艶というワードも出ますが半艶はマットよりももう少し艶感がある仕上がりとなります。
ニュアンス的には普段の艶々クリアが100パーセントの艶感だとしたら、半艶は7割程度、マットは5割程度の艶といったところでしょうか。
よくオーダーがあるのは黒のマットですが、他の色でも勿論マット塗装可能です。
シルバーの半艶で とか ボディ同色のマットで とかの使いかたをしています。
マットの加減をして頂くようにサンプルが事務所には置いてあります。
②次にスモークですかね。こちらはレンズ類や、メッキパーツ、カーボンパーツなどに使います。下の色や質感、模様などを生かしながら色どまりの悪いカラークリアーで塗ります。俗にいうキャンディーペイントになります。キャンディーペイントは確かハウスオブカラーの固有名詞ですので、このブログ内では時折キャンディー風と書いています。
勿論トップコートには普段のクリアコートもしますので3コートと言うことになります。
こちらもマット同様濃さを調整出来ますのでお好みのスケ感で仕上げられます。
③お次はプラッティングです。
これは普段のシルバーコートと似て非なるものです。ギラギラした粒子状のシルバー粒が極端に細かい為ギラギラしなく、色味はシルバー。こちらも色のとまりが悪い為アンダーコートを透かす塗装でソリッドの黒をクリアーで塗り磨いてからのスリーコート。トップコートのクリアも入れれば、クリアコート二度の4コートと言う事になります。
非常に難易度が高い塗装と言えると思います。
④シボとり
主にサイドステップ類や、ミニのオーバーフェンダーの類の文字通りシボシボがついた純正の樹脂パーツをツルツルに仕上げボディと同色の色などで塗る事をいいます。
⑤シボシボペイント
先程とは逆にツルツルのパーツを純正樹脂パーツの様にシボシボが出来るように塗装します。塗装の仕方は企業秘密という事で…
⑥グロスブラック、ピアノブラック。
同じ意味です。どのカラーコードでもなく、原色のソリッドの黒をクリアコートで仕上げる事を指します。
⑦塗り分け
1つのパーツ、部位で2色以上の色が入ることを言っています。
思いつく範囲だとざっとこんな所ですが、もしかしたら他にも分かりにくい言葉を使っているかもしれません。そんなときは、
いつでもお伺い下さい。
専門用語で気取っちゃってください。
それではいつの日かあなたのお車をカスタムできる日を楽しみにしています。それでは、また。