アサイです。
本日ご紹介するのはW221 S350

馴染みのお客様より「エンジン警告灯が点灯したから診て！」とご依頼です。
とりあえずテスターで診てみると、”タンブルフラップセンサー故障”

フムフム、北店で同じ症例があったな〜と思いながら現車確認。
http://bond-diary.jp/north/sb.cgi?eid=1446
あ、見事にアクチュエーターロッドのステーが折れていますwww


何の役割をしているかと言うと、インテーク内のフラップをアクチュエターで操作して吸気流路を変える事で流量と流速を調整しています。
ロッドが折れてフラップが動かないので、吸気量にコンピューターとのズレが出てエンジンチェックが点くのですね。
「頭いいな〜」などと感心しながら部品検索。
で返ってきた答えが「インテークマニホールドASSY交換になります！」www
金額は16万円とのことwww
これがインマニASSY↓↓

小さなステーが折れているだけで16万円とは流石ベンツ様です
というか、力掛かるこの部分をプラスチックで製作するとはそもそもどうかと思いますが、、、
のちのち折れるに決まってるやんwww
他見ていたら、アルミで製作されたタンブルフラップステーが売られていました。
それだけ皆様困っているんでしょうね。
お客様の了解を得て取り寄せ。

アクチュエーターロッドに組み込んでいきます。

作業はインマニを脱着しての作業となりますので、インマニガスケット、インジェクターのOリング、その他ブローバイホースなどが場合によって必要となります。

元通り組み込んで完成

費用はインマニASSY交換に比べ、およそ半分くらいで修理出来ます
ちなみに今回は耐久性を考えアルミ製を使いましたが、純正と同じプラスチック製だともう少し安くなります。
M272 V6/M273 V8エンジンの定番ポイントですので、W221 Sクラスの他、ほぼ全クラスの車種にも同じトラブルが起こります。
インマニASSY交換と言われてお困りの際はご用命下さい
それでは