日本とドイツの自動車文化の違い。

Guten Abend!!

ハイ!ドイツに1週間行っただけで、ドイツかぶれになって帰ってきたアサイですw

そんな今回のドイツ出張の様子を質問形式でちょこっとだけ紹介します

 

・どうやって移動しているの?

ハイ。レンタカーで移動してました!今回の総走行距離は2,000キロ以上!!

・車種は?

今回の相棒はVW・シャラン!いつもの様にディーゼルかと思っていましたら、1.4Lのガソリン車でしたw

現地の人曰く、あの事件以来ディーゼルに対する風当たりが相当厳しいとのこと、、、

・アウトバーン走ったの?

ハイ。もちろん走りました。そしてアウトバーンは速度無制限です※場所による

これが中々怖い!慣れない道&路面悪い&レンタカー(スタッドレス付き)&悪天候の中(↑こんな雨)、頑張って160~170キロで走っていても、後ろからガンガンあおられますwww
※日本の様なあおり運転では無く、適度に車間距離は開けてくれています。そして皆すぐに走行車線に戻るのでマナーはとても良いです。

しかも追い越し車線をかっ飛んでいくのは、ポルシェやAMGなどではなく、ゴルフや1~3シリーズ、A&Bクラスなどが圧倒的に多いのです!!そして追い越していくドライバーは老若男女問わず皆がぶっ飛ばしているのです(晴れてるとこんな感じ↓)

・現地のSAはどんな感じ?

日本みたいに賑わっておりませんwコンビニに毛が生えた様な感じです
ただし、商品棚にはエンジンオイルやパンク修理キット、空気圧計からアドブルーまで、簡単なメンテナンスに関する商品は一通り揃っています。

 

で、やっぱり思うのが、ドイツは自動車先進国です。そして車を運転するのが大好きな国民性と言えます。

彼らは日常的に200キロオーバーの世界で生活しています。そしてその使用に耐えれる為にドイツ車は強化され進化してきました。スピードが出るようにエンジンは強化され、ハンドリング・安全性を高める為にシャシー・ボディは強化され、高速域からの素早く停止するためブレーキは強化されてきました。こうやってドイツ車は「走る・曲がる・止まる」で世界一の自動車と呼ばれる様になったのです。ドイツの日常がドイツ車を育ててきたのです。

方や日本。もちろん日本車も高品質なのは疑う余地がありませんが、日本のクルマは静寂性や壊れなさ、居住性に重きを置いてきたという気がします。そりゃそうですよね。2017年にやっと高速道路の最高速度が110キロ(阪神高速なんていまだに60キロ)の国ですから、、、
どちらが良いかと言う訳ではありませんが、クルマ好きとしてはやはりドイツの環境に憧れるのです。

 

あと、ドイツ人の運転に対する姿勢も違います。このブログを読んで頂いている方はスマートなドライバーが多いと思いますが、まず上で述べたように追い越す時は追い越し車線(一番左側)、通常は走行車線(中央)をちゃんと走ります。後ろから速いクルマが来たらさっと譲ります。そしてトラックは一番右側車線且つ速度制限有りと決まっており、日本みたいにトラックが追い越し車線を延々と進むような光景はありません。

そして、決められた速度をオーバーしたときにはオービスがすぐに光ります。感覚的には5~10キロ超過したら光ります。日本みたいに速度制限+40キロ以上で光るなんてことはあり得ません。街中では特に厳しく、皆高速では飛ばしていても、街中は50キロ以下(場所によっては30キロ)でゆっくりと走行しています。

また上に述べた様に、サービスエリアには沢山の自動車用品が置いてあり、軽いメンテナンスは自分で行うということです。エンジンオイルにパンク修理キット、アドブルーに空気圧計まで、日常走行に必要だから置いているのです。

 

どちらの方が優れている?とは一概には言えません。無謀な運転は取締りを行うべきですし、スピードを出せばその分事故の確率は格段に増えるでしょう。ただ、形骸化されている制限速度や、追い越し車線をずっと走るサンデードライバーもどうかとは思います。オーナーによる日常点検も必要でしょう。また今はドライブレコーダーなどにより全国民監視社会と化し、良い面もありますが、窮屈になったなぁと感じることがあります。

こんな日本の制限速度が60キロや110キロの高速道路ではポルシェやAMGが可愛そうだな、、、と素直に思います。スピード=悪だと思われる日本の環境。本当はアウトバーンで思いっきり走る為に生まれてきたのだろうに、、、と。

欧州チューナーにとってスピード=”誇り”なのとえらい違いです。

BRABUS ROCKET 900

※340キロ出てますwww 逆を言えば、340キロでも耐えれるエアロ、ホイール、シャシーってことですw

もちろんチューニングに関してはTUVなどを通して品質はしっかりと管理されております

またコンプリートカーのディスプレイには市販車と同じように必ずCO2の排出量と燃費が記載されています。

そしてBMW i8 × ACschnitzerのパトカー仕様
「Tune It! Safe!(安全なチューニングを!)」が標語の、ドイツ政府とVDAT(ドイツチューニングカー協会)がコラボしたキャンペーン

この様にバリバリのチューニングカーでも警察車両に採用しちゃうドイツの考えが素敵(日本でトップシークレットのGTRが警視庁に納入されるみたいな!?(笑))

 

ドイツの自動車社会に触れ、少しでも日本の自動車を取り巻く環境が良くなればいいな、と考える今日この頃です。

 

え、エッセン&チューナー訪問の話はどうなったって??

それは次回以降で、、、

それでは

76industriesによる動画もどうぞ!!

 

 

 

 

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