2015年 11月 の投稿一覧

AUDI S4修理いろいろ。

アサイです。
たまには修理ネタでも
AUDI 8K S4 AVANT
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走行距離は約88,000キロと、そろそろトラブルの頻度も多くなってくる頃です。
実際この2〜3ヶ月で色々と問題箇所が出てきました。
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まずは「水温が上昇気味」とご一報。
次の日にはオーバーヒート状態となり、レッカーにて入庫しました。
早速診ていくと、サーモスタッドが作動しておりません。
正常ならば90度くらいで開弁するのですが、全く開かずラジエターにクーラントが回らないので、それが原因でオーバーヒートしました。
この3.0TFSIエンジン、サーモスタットを交換する為にはスーパーチャージャーASSY脱着が必要となります、、、
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スーパーチャージャーを脱着したついでにウォーターポンプからのクーラント漏れも多いですから、同時に交換しておきます。
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水温センサーハウジングも割れがありましたので交換します。
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元に戻して完成です
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オーバーヒートと同時に、エンジン警告灯もたまに点灯するとのことで点検。
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こちらは調べていくと、「エアインテークシステム異常、FLOW TOO LOW」と出てきます。原因はMAP(マニホールドエアープレッシャーセンサー)もしくはスロットルボディ付近。2次エアーの吸い込みも考えられましたが、亀裂などは見当たらなかった為、とりあえずMAPセンサーの交換です。
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後日、エンジンチェック再点灯今度はスロットルボディ洗浄を実施。その後エンジンチェックは点灯しておりませんが、今後の経過を見守りたいと思います。
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しばらくしてメーター内に「Gearbox mal-function」警告灯。
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以前から一瞬点灯していたものの、その頻度が多くなってきたとのことです。
ギアボックス、、、そう、トランスミッションです、、、
S4はSトロニックが採用されており、7速デュアルクラッチトランスミッション仕様。シフトアップが早くとても優れたミッションなのですが、基幹のメカトロニックが壊れると余裕で50万円オーバー
ミッション修理は慣れていないと流石に怖いので、仲の良いディーラー様に修理を依頼。
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結果「原因はミッションオイル温度上昇、リペアキット交換」でなんとか済むことが出来ました。
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しかしこれでも修理代は16万円オーバーと高いことに間違いありません、、、
その�
ミッションの修理と同時に、「ロック/アンロックのスイッチが点灯していない、走り出したらロック周辺から異音がする、たまにロックしないことがある」との不具合。
こちらは調べていくと、セントラルロッキングシステム異常。
これがセントラルロッキングシステムです。
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運転席ドアに装着されており、不良によりロック/アンロックが認知出来ておりませんでした。
交換してスイッチも光るようになりました
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これも同時の作業でしたが、ブレーキパッドセンサー警告灯。
これはブレーキの摩耗。距離からして2回目の交換になると思います。
ローターもかなり摩耗しておりましたので、同時交換です。
交換ついでにi sweep製低ダストブレーキパッドをチョイス!
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粉が純正に比べ圧倒的に少ないので、ブレーキパッド交換時は低ダスト化がオススメです
その�
上記作業後、快調に走っておりましたがまたまたメーター内に警告灯、、、
走行不能でレッカー入庫。
バッテリーマーク?オルターネーターか??
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早速点検していくと、ベルト切れ、およびクランクプーリーが剥離しているではありませんか!!オルタは大丈夫でした
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脱着にはバンパー外してラジエター&コンデンサーをずらす必要があります。
相変わらずアウディの整備性悪い、、、
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外したクランクプーリー
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完全に剥離しております
段と段の境目にバイブレーションダンパーというゴムが円周状に取り付けられており、クランクシャフトのねじり振動を吸収する役割を果たしております。
この部分が劣化し剥離を起こしました。
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近年のクランクプーリーは車種問わずこの方式の為、剥離を起こしているクルマが結構多いようです。
このような不具合がこの2ヶ月で出てきました。
昔からの欧州車乗りでしたらこのくらいの内容は慣れていますが(←感覚がおかしい??)、国産からの乗り換えだと少し驚くかもしれません。
パーツ代も国産に比べ、ビックリするほど高いです。(工賃も)
オーナーと共に「もう壊れんなよ〜」と願ったのは言うまでもありませんwww
ただ3Lターボの加速とSトロのダイレクト感は、他では決して味わえないモノですね!!
それでは

※出張の為、11/5(木)昼〜11/6(金)昼まで不在にしておりますm(_ _)m

今週の入庫情報!!

こんばんは!山崎です
今週の入庫車両はこちらです
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メルセデスベンツ C180BE AMGライン ポーラーホワイトです
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一見Sクラスと見間違える上質な外観に、今回はオプションパーツとして
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カールソン フロントリップスポイラー
      リアディフューザー&マフラーエンド
      トランクスポイラー
の3点を新品にて取付させて頂きました
もちろん、このままでも十分格好良いのですが、
さらに、ローダウンやタイヤホイールなどの追加パーツを装着する事も可能です。
もちろん車両と同時購入して頂ければ、大特価を出させて頂きますよ
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ブラックレザーシートや艶消しのウッドパネル等、高級感あるれるインテリアはクラスを超えた完成度となっております
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走行距離は、3000km未満と少なく、内外装もとても綺麗なお車です
非常に魅力的な一台となっておりますので、お早目のお問い合わせをお願いいたします
詳細はこちらをご覧ください。
話は変わりますが、
またまた、遠方へ納車へ行ってまいりました
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今回は、福島県です
その時の模様は、こちらから!
お知らせ
現在大阪店では、買取り査定強化中です
ドレスアップ車両はもちろん査定アップいたします
お電話、メールでのお問い合わせも可能です
お車の詳細をお送りいただければ、概算金額をお出しいたします
お気軽にお問い合わせくださいませ
メールはこちらへ yamazaki@hosokawa.co.jp
店頭査定にご来店頂く場合、査定できる者が不在の場合もございますので
必ず、事前にご予約頂きますよう、お願い申し上げますm(__)m

作業色々。

アサイです。
本日まずご紹介するのは、ポルシェ・パナメーラGTS
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こちらの御車にパワークラフト・ハイブリッドエキゾーストシステムを装着させて頂きました
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出口は一番人気のチタンテールを装着。
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元々スポーツエキゾーストが装着されていたのですが、もう少しだけ音量を大きくしたい!とのことで交換となりました。あまり大きくなるのも嫌でしたので、今回はリアのみの交換です。
バルブ閉じれば純正同等の静かさ。開けると迫力あるエキゾーストを奏でます
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ちなみに純正のスポーツエキゾーストボタンで音量を切り替え出来るようにすることも可能なのですが、音量の変化が大きくて不自然なので、いつも付属のリモコンにて切り替えするようにセッティングさせて頂いております。
今回はご用命頂き誠に有難うございました!!
続いて981ケイマン
前回キャリパーペイント&ブレーキパッド交換させて頂いた御客様ですが、バックオーダー頂いておりましたテックアートフロントスポイラーが届いたので装着です
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ワンポイントでセンターリップ部分をキャリパーと一緒のレッドにてペイントです
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今回もご用命頂き誠に有難うございました
そして最後にパナメーラ・ターボには、
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メッキ部分をラッピングフィルム施工
ウィンドウモールと、
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ドアハンドル、
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リアトランクモールを艶有ブラックにてラッピングさせて頂きました
同時にテールライト&サイドマーカーも薄らとスモークペイント
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最後にベロフD1S 6200Kに交換して作業完了です
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今回はご用命頂き誠に有難うございました!!
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それでは

991 GT3×KWクラブスポーツ!!

アサイです。
本日ご紹介するのは前回マフラー交換させて頂いたポルシェ991 GT3
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今回御取り付けさせて頂いたのは!!
KW CLUBSPORTS 3-way減衰調整式車高調でございます
PASM装着車ですので、キャンセラーも付属。
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以下メーカー説明分です。
リバウンドとバンプ
新しい3-way KW クラブスポーツ車高調整式サスペンションキットのために、KWは予備タンク付きの特別なレーシングダンパーを設計しました
予備タンクに取り付けられた特許認定されている2 way バルブにより個別にハイスピードとロースピードのバンプ(縮み側)の減衰力がが簡単に調整できて 正確なセッティングを可能にします
ロースピードのバンプは7つのポジションで繊細に調整可能です、ハイスピードのバンプは14クリックの範囲で調整可能です
バンプの調整により運転性能は著しく影響される
例えば、カーブやバンプに遭遇した時には、ロースピード側のダンパーセッティングを硬くすることによってフロント軸に直接的なステアリングの動きを起こし、ハイスピード側のダンパーに振れが生じる等の何ら否定的な作用をすることなくリア軸のオーバーステアリングを抑えることが可能になります
エンジン・コンパートメントから気持ちよく操作することができる人間工学的に形づくられたリバウンド調整ダイヤルによってで、ピストンロッド内部の調節可能なリバウンドバルブに到達することができます
リバウンドの減衰力は18クリックの最適な使用で繊細に調整できます
少しのパワーを使ってさらなる乗り心地を提供できます、例えばレーストラックでのドライビングにおいても高速時のハンドリングとステアリングの精度を向上させることが可能です
とのこと
要は通常のKW ver3の2WAY(伸び側と縮み側)調整に加え、縮み側はハイスピードとロースピードを調整出来る3WAY調整機能!
さらにキャンバー角度が調整可能な球面軸受アルミニウムユニボールトップマウントが採用されております!
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早速取り付けしていきます。
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前後共に別体タンク付き。
このタンクにより、ロースピード、ハイスピードでの個別の減衰調整が可能となります。
リアのタンクはメーカーの指定通りに補強バーにマウント致しました。
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4輪アライメント、及び最終チェックを行い完成
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車高は前回よりさらに低めに調整しました。
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減衰は迷いなくレーシングスペックでセッティング
(他ストリートスペックもあります)
早速担当した小田が試乗してチェック!!
試乗後、開口一番に「いやー、やばいっすこの車高調、、、めちゃくちゃイイ!!」
高い速度域でバンプした時、一回でバシッと収まる!
レーシングセッティングなので硬さはありますが、当たりがマイルドでこれなら自走でサーキットに余裕で行けるとのことです。
24時間レースのポルシェ勝者、マンタイレーシングの足元を支えたKWの技術力。
それをフィードバックしたのがKWクラブスポーツシリーズです。
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レーストラックでの高い要求を満たしつつ、公道での使用も可能なTUV証明書つきのKW車高調整式サスペンションキットは、見た目だけのローダウンでは無く、ストリート〜サーキットまでを視野に入れた方にオススメのサスペンションシステムと言えます。
あ〜991GT3本当にイイクルマ
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という訳で今回もご用命頂き誠に有難うございました!!
それでは