アサイです。
本日ご紹介するのはW463A AMG G63 エディションマットブラック
またGクラス!とか思わずに、最後までお付き合いください
馴染みのお客様がG550よりお乗り換えになりました
いつもの様な感じで、これとこれお願い〜、と御依頼頂き作業開始
まずはデジタルインナーミラーから!
今回はベンツが販売している純正品を装着
前後ドラレコ機能もついています
レーダー探知機は移動式オービスも感知できる、ユピテルZ110L。
ドリンクホルダーは前回純正付けておりましたが、今回はIID製を装着!!
質感が全然違うとのことです
マフラーは本国4本出しに交換
ビビりまくるワイパーは、ベロフの撥水ワイパーに交換
そして、最後にガラスコーティング施工!
これが本日の本題!
マットカラーの車種が増えてきたことにより、マットボディコーティングの相談も増えてきました。
(一応ベンツの場合はメーカーが新車時にコーティングしているみたいですが、詳細は不明です)
新車であれば施工に問題ないのですが、中古で購入されて「シミや細かい傷があるからどうにかなりませんか?」と言われても、
マットボディはコーティング前の下処理(磨き)が出来ません!!
よく、コーティング、コーティングと言いますが、作業工程には大きく分けて2つありまして、
①ボディの下地処理(磨き)
②コーティング剤塗布
となりますが、マットボディは艶消しなので、磨きを行うことが出来ません。
その為、日頃からこまめな洗車を心掛けることが大切です。
またコーティング剤に関しても、マット専用のコーティング剤が必要になります。
マットボディは普通のボディ表面に比べて、凸凹が大きく普通のコーティング剤だと綺麗な面になりません。
その為、通常より厚い皮膜を有する、専用のコーティング剤を使います。
その厚さ、6μ(ミクロン)!!
ってどんな厚さか分かりませんよね
通常のコーティング剤の皮膜が1μ程度なので、だいぶ分厚いのが分かっていただけると思います。※1μ=0.001mmメートルw
ま、本当にその厚さがあるかどうかは計ったことないので不明ですが(笑)、施工後のボディを触るとスベスベだったので効果はありそうです
ちなみに塗装の厚みは大体100~150μ程度。でクリア層が大体30~50μとのこと。
参考までにコピー紙1枚が100μ程度。サランラップの厚みが10μ程度みたいです。
ただ、コーティングは分厚ければ良いというものでもなく、ガラスコーティングとは分子が強力に繋がった強靭な超薄膜を形成し、塗装表面を外的要因から保護しているのです。
その為、分厚さはコーティングの性能に関係ありません。
分厚いコーティング剤はマットボディやプロテクションフィルム車に適しており、あくまで適材適所ということですね。
また、コーティング膜の僅か数ミクロンでは、どんな硬いコーティング剤を使っても飛び石からボディを守ることは出来ません。(プロテクションフィルムは厚み約150μ)
まとめると、コーティングをしていて一番大切なのは、結局日々の手入れ(洗車)ですw
以上、もっともらしく語っておりますが、コーティング屋から話を聞いた受け売りの知識でした
最終チェックをして完成です
お客様にも喜んで頂くことが出来ました
てな訳で、ガラスコーティングもご相談ください!!
それでは