URAWA店の板倉です
本日はBMW M4の作業のご紹介です。
意外にもBMW M4 メカニックブログへの登場があまり多くありません
各店いろいろ作業していると思うのですけどね~。
今回ご紹介いたします作業内容はGruppeM RAM AIR SYSTEMのお取付です。
RAM AIR SYSTEMと言うのはK&Nのフィルター、車種別に専用設計されたカーボンインテークダクト等で構成されています。
カーボンインテークダクトはエンジンルーム内の暖かい空気を吸気しないように、ほぼ遮断するような構造で、形状はRAM圧によってエアーの流速が徐々に早くなっていくように設計されています
さっそく取付です。
まずはノーマルのエンジンルームです。
カーボンの大きなタワーバーが一際目を引きますね
直列6気筒ツインターボエンジンで、それぞれのタービンにエアクリーナーが装備されています。
タワーバーの外側両脇にある黒いBOXがエアクリーナーボックスです。
まずはカーボンのタワーバーを取り外します。
一昔前までタワーバーは社外部品だったのですが、メーカーがハイクォリティーなパーツを付けてしまうと、僕らみたいなSHOPは何をしたらいいんだ!ってたまに考えます、、、、笑
お次は左右にありましたエアクリーナーボックスを外します。
ボックスにつながるパイプにはエアマスセンサーが付いておりますので、それも取り外します。
外したエアマスセンサーはRAM AIR SYSTEMに移植します。
ちなみにRAM AIR SYSTEMはカーボンで作成されておりますので、厳重に梱包されて送られてきます。
ご覧のように大量の緩衝剤で包まれておりまして、中からパーツを取り出すのは何か宝さがしでもしているようで、少し楽しいです。
緩衝剤の処分に少し手間取りますが、そこは良しとします 笑
あっ、ここで一つGruppeMさんに苦言を呈させて頂きたい所があります。
取扱説明書の写真が小さいです!
若いメカニックなら問題ないかと思いますが、私のように40も半ばを超しますと、小さい物が見えにくくなります 笑
そうです、老眼です。 いま老眼と言う字を改めて見たら少し気分が滅入りました、、、
もう少し大きい写真でお願いします
話を戻しますが、もう取付完成の図です 笑
ごめんなさい、途中の画像がどこを探してもありません。撮り忘れです、、、
この後カーボンのタワーバーを取り付けまして完成!!
と思ったら、小さいパーツがまだ残っていました。
そのパーツはキドニーグリル内に取り付けます。
もともとインテークエアはキドニーグリルの中の外側にそれぞれ導入口がありまして、そこからエアクリーナーにエアが吸入されるように出来ています。
その導入口は正面から見て真横を向いています。
そこに小さなパーツを取り付けることにより、さらに効率よくエアーの導入が出来るようになるという仕組みです。
これもカーボン製で、右側の網状の物が純正の導入口です。
あれだけのタワーバーを付けていても、ここまではやってきませんでしたね 笑
ちなみにGruppeMさんが開発車両で取ったデータですと、
ノーマル 最高出力 443.6ps 最大トルク 60.6kg/m
RAM AIR 最高出力 458.1ps 最大トルク 63.5kg/m
インテークだけでこれだけの性能アップが出来るとは、驚きです
伊達じゃありませんね流石です。
RAM AIR SYSTEMは他にも対応車種が多くあります。
気になるお方はお問い合わせください!
では、板倉でしたー