EBMxフェラーリ812スーパーファスト、FF&ランボルギーニ アヴェンタドールS

BONDSHOP TOKYO 板倉です

ここ最近の暑さは異常ですね

ピットは大型の換気扇で常に空気の入れ替えは行われていますが、結局熱い空気がピット内に入り込んできますので、もう大変です。

社長エアコン入れてください。

社長エアコン入れてください。

社長エアコン入れてください。

社長エアコン入れてください。

と言う事で、今回はEBM取付連続3台

最初はFERRARI 812SUPERFAST

残念ながら外観の画像はございません

812SUPERFASTは今回が初作業と言う事で、まずは配管等を確認から始めます。

と、その前にEBM?何それ?って方にご説明させて頂きます。

弊社のブログをよくご覧になってくださる方はもうご存知とは思いますが、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ等々純正のマフラーに排気効率をコントロールするためのバルブが装備されている車種がございます。

基本的にはアイドリング時には閉じておりまして、ある回転数まで上がると開くようになります。

下の写真がバルブを作動させるアクチュエーターです。

負圧を利用してバルブの開閉を行います。

エンジンの排気効率の為のバルブですが、閉じていると音量がとってもおとなしくて、少し寂しいと感じるオーナーさんが非常に多くいらっしゃいます。

それだったら任意に操作できるようにしちゃえ!っていう便利且つお楽しみアイテムEBMなんです。

ちなみに操作はリモコンで行います。

 

では、作業に戻ります。

812SUPERFASTですが、基本的にはF12と同じようなレイアウトと思われます。

F12の場合は純正ソレノイドの配線にEBMを接続しまして、制御しますが、ここ最近のお車は配線の加工を施しますと、まず間違いなくエンジンチェックランプが点灯してしまいます。

メーターに黄色い警告等が点灯していますと、どうしても気になってしまいますよね。

せっかくのスーパーカーなのに、故障中みたいで気分も下がってしまうと思います。

そこで、わたくし考えました。

以前CALIFORNIA Tで配線でEBMを取り付けたところ、案の定エンジンチェックランプが点灯してしまい、何か手はないかと思い考えた末、バキュームを制御してしまえばいいんじゃない?っと思いついたのです。

早速ソレノイドバルブを手配して、取り付けたところ。

バッチリです!それ以来取り付けられる車種も大幅に広がって、万々歳です w

 

そして今回の812SUPERFASTですが、バキュームとアクチュエーターの動きを確認しまして、ソレノイドバルブの追加で問題なさそうでしたので、作業を進めて行きました。

すこし奥まった部分での作業なので、画像をご覧になっても分からないとは思いますが、念のため。

グレーの金属の細いパイプ状の付いている物が純正のソレノイドバルブです。

右側の金色の端子が刺さっているのが追加しているソレノイドバルブです。

接続方法は説明が難しいので割愛しますが、エンジンからのバキュームと純正ソレノイドバルブの間にソレノイドを追加して、バキュームのコントロールを行うようにしています。

追加ソレノイドを取り付けてもリモコンの閉ボタンにしておけばノーマルの状態になります。

純正ソレノイドバルブの配線は加工等一切しませんので、車両側にはエラーも残りません!

取付後作動を確認しまして、作業終了です。

 

お次は同じくFERRARIFFです

最近のFERRARIは結構「睨み」きいてますよね

FFの場合はソレノイドバルブの配線をちょこっと弄って作動させます。

試しにソレノイドバルブで出来ないかやってみましたが、配線加工の方が簡単そうなので、今回はセオリー通りに取り付けました。

純正ソレノイドバルブが2か所に付いてますので、EBMの独立したソレノイド用の配線をそれぞれに接続しまして、作動確認をしまして作業完了です。

さてさてお次はLAMBORGHINI AVENTADOR S

AVENTDORの場合はどのモデルもソレノイドバルブの追加で対応します。

右リアのタイヤを外しまして、フェンダーライナーも取り外します。

良く見ないとわかりませんが、純正ソレノイドバルブがヒューズボックス下あたりにあります。

画像はすでにソレノイドバルブを追加してあります。

オレンジ色の配線が繋がっているのがソレノイドバルブです。

近づいてみました 笑

ちなみにAVENTDOR Sの場合、純正機能でバルブオープンのモードを選択できます。

しかしアイドリング時は閉じていますので、今回EBMの取付をさせて頂きました。

 

EBMのユニットは防水加工はしていませんので、必ず水が掛からない場所に設置します。また、非常に高温になる場所もNGです。

EBMユニット内の基盤の耐熱温度を超えると、何が起きるか分かりません

ちなみに今回の812はトランクルームフロア下側に設置しました。

FFも同様トランクルーム内。AVENTDOR Sはエンジンルームにあるフューズボックス内に設置してあります。

室内に配線を引き込むのもなかなか大変ですが、今回の3台は思っていたより容易に配線できました。

それなりの工具があるので配線は簡単に済みますが、工具が無かったらおそらく指とかつりまくりで、大変かと思います笑

フェラーリ、ランボルギーニ以外もEBMが取付可能なお車はたくさんあります

是非お問い合わせください。

では、板倉でしたー

SNSでもご購読できます。