皆さまこんばんは。浦和店小出です。
先日珍しく仕事が早く終わったので、帰りに映画ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを見てきました。
内容云々はさておき仕事中に溶接で目が焼け感動シーンでも無いのに涙がとまりませんでした。
さて、本題です。
本日やらせてもらったのはフェラーリの430。ライトの修理です。
現象はといいますと…自然パッシング。
何もスイッチを触ってないのに微妙な振動で
ハイビームが点灯してしまうとのことです。
早速ライトスイッチをバラしてみます。
あ
残念な事にこのスイッチ新品はもう手に入らないと言うことで…
もっとバラしてみます。
ここまでやって、やっと原因がわかります。
このレール?のようにスライドする部分を良く見てみると…
おやおや、向こう側が透けて見えます。どうやらウィンカーを出すたびに摩擦でできたと思われる経年劣化の穴です。
ここに振動するたびにスイッチがひっかかりハイビームがついちゃうようです。
本来はここまでは非分解でしょうが、新品パーツが出ない以上修理しかありません。
穴を綺麗に塞いで素の形を形成するのは無理なので、逆の発想で綺麗にレールにそって穴を開け、裏から塞ぎ、清掃グリスアップで作業は一先ず完了です。
今のところロードテストで現象はでていません。明日以降もロードテストを重ねて現象が出ないことを祈り今日は眠りにつきたいと思います。
それではまた。