2023年 9月 の投稿一覧

Porsche Panamera A/C修理

BONDTOKYO板倉です

本日は970パナメーラのエアコン修理です。

 

12か月点検でご入庫頂き、エアコンが全く効かずお困りのようで、今年は特に暑い夏でしたが(まだ終わりそうにありませんが)、そうでなくてもエアコンが効かないのは命取りです。

 

エアコン修理の診断の際に重要なのがガス圧ですが、通常のマニホールドゲージが壊れてしまい、いまこのTEXAしかありません。

ガスの圧力を見るだけの為にこのでかい機会を持ってくるのはなかなか非効率ですが、仕方ありません。

どうせ繋げるのならと思い、ガスの入れ替えをしてしまいます。

ガスの回収の量などもわかりますので、極端に少なければ漏れが疑われます。

 

が、、、、

 

今回回収したガスはさほど規定量と変わらず、漏れと言う感じではありませんでした。

ガス入れ替え後作動確認をしてみると、ガスの圧力に変化が見られません。

A/Cのスイッチをオン、オフしても変化なし、コンプレッサーが作動してないようです。

テスターで信号の確認をして、実際にコンプレッサーのカプラーでも確認して問題なさそうなので、原因はコンプレッサーと断定。

 

部品を手配して交換していきます。

 

こちらがエアコンコンプレッサー

すでにベルトは外してあります。

 

コンプレッサーにつながる高圧、低圧のパイプを外して、固定用のボルト3本を取り外しますと、結構簡単にコンプレッサーが外れます。

めったにやらない作業ですが、前の職場の時は良く交換しておりました。90年代です、、、、

その当時のコンプレッサーと比べると重さが全然違います。

最近のコンプレッサーはとても軽量で交換作業も楽です。

 

よくある新旧の比較です。

何か外傷があるわけではないので、汚れているものと新品です。

ちなみに外したコンプレッサーはメーカーに送り返してリビルトされます。

 

Oリングなどもすべて新品にして取り付けましたら、先ほどの大きい機械でガスの充填をしまして作業終了です。

 

これでまだ終わりそうにない夏は乗り切れると思います。

 

簡単ですが、本日はこの辺りで!

 

板倉でしたー

 

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レクサスLX600 IGLA2+取付

こんばんは大阪店 宮長です。

本日はレクサスLX600にIGLA2を取り付けしたのでご紹介します!

盗難される確率が非常に高いお車なので盗難対策は必須です

葛飾店やPLUS店のブログでは何度も登場しているこちらの商品

最近聞くことの多いCANインベーダーやリレーアタックにも対抗できるセキュリティシステムです

エンジン始動を管理し自走での盗難を防ぎます!!

エンジン始動時車両との認証を行いこの認証が行われない場合シフトチェンジと同時にエンジンを停止

再始動不可能にします(車種に動作は異なります)

 

認証はPINコードもしくはキーフォブで行います

こちらのキーフォブを持つオーナー様のみエンジン始動、走行が可能

スマートキーと一緒にキーフォブを持っているだけでいいので取り扱いはし易いかと思います

 

他には

セキュリティを取り付けていることをアピールするスキャナーや

 

電波遮断ポーチやキーフォブのレザーケースなどもございます。

 

いかがでしょうか?

IGLAは新型アルファード・ベルファイアにも取付可能

レクサスやトヨタ車だけでなく幅広い国産車・輸入車に対応しています!!

盗難対策にお困りの方はぜひご相談下さい。

それでは本日はこの辺で、大阪店 宮長でした!

 

 

213 動的エーミングしてみた(してもらった)

みなさんこんばんは。浦和店小出です。

チェス初めました♟️

ルール覚えたてですがキャンプの焚き火前でしっぽりやりたいと思ってます。

さて、本題です。

メルセデスeクラス213にて、アクティブレーンチェンジアシスト不良との事でご入庫。

原因調べていきます。

そもそもアクティブレーンチェンジアシストってどういう機能なんでしょう…調べます。

操作条件が↓

なるほど、二車線以上ある高速道路でウィンカー出すと隣のレーンに自動で入ってくれる訳ですね。

最近、自動運転の類のキーワードはよく耳にします。主任者講習いっても講習内容はソレ系のがとても多いです。

話は少し逸れますが基本的に日本で走る車の自動運転は今レベル3。高速道路での使用が原則です。そして、アシストを使っていても運転責任は運転手にあります。レーンキープアシストを使っていてもステアリングから完全に手を離していると暫くすると警告入るのもその為です。ステアリングにトルクセンサーが入っていて手を添えているのを感知しているんですね。

さて、本題に戻りましょう。

まず、問題の213テスター当てても目ぼしいエラーは見当たりません。

つまり車両は正常だと認識してるって事ですね。

実際に高速道路でロードテストして現象を確認してみます。アクティブレーンチェンジアシスト初めて使いますが、左側には入れるのに、右側には入れません。↓動画からの切り抜き写真なので画質粗くてすみません。

メーター内の右側がオレンジになっています。右側に障害物を感知してる様ですが、現車の周りには障害物はありませんでした。

左側は↓の様に緑の矢印が出た後自動で左側車線に入ります。

自動運転は基本的にフロントガラスのカメラや、フロントグリルに入ってるレーダーセンサー、バンパー内のセンサーなどで障害物を認識しています。

今回この辺りの調整が上手くいってない可能性が高いです。

とは、いうもののレーダーは基本的にレンズが汚れる意外に勝手に狂ったりする可能性は低い筈。

原因はロワリングロッドでのローダウンにありました。

他社にて車高調整をしてもらったとの事ですが左右差が少しありました。

車高を均等に合わせて再度ロードテストに出ますがそれでも基準値からは少し出てしまうようです。コンフォートの車高だと8割方レーンチェンジしますが、スポーツ、スポーツプラスの車高ダウンにすると自動でのレーンチェンジの成功率が下がります。右側が駄目なのは運転手の体重も加味されているからかも…

とはいえ、車高を上げて自動運転を取るか、車高は下げたままで自動運転は我慢するか…

いや、スタイルも便利性も両方残します。

車高が下がったこの状態を基準値としてレーダーの再調整を行います。

調整と言いますが、手で工具を使って調整ではありません。治具にターゲットを置いてテスターにて調整を行うのが静的エーミング。

当初この、静的エーミングをしてもらう為にエーミング機材がある葛飾店にお願いしましたが…この車両の場合、静的エーミングはリアバンパーのセンサーだけのようです。

フロントはといいますと↓

テスターにて赤丸の調整モードを選択、高速道路を暫く走っていれば車両が自動学習して調整が済むという動的エーミングだった様です。

この動的エーミングを行った後はコンフォート車高でもスポーツ車高でもレーンチェンジアシストが100%で成功。めでたしめでたし。

 

…最後にトリビアを1つ

今の自動車の自動運転を支えるフロントカメラですが、某有名ラーメン店の看板と侵入禁止の看板を誤認してしまうこともあるそうです。

整備主任者講習で見せられた国交省のYouTube動画なんで本当の話です。自動運転レベル5…まだまだ先の話かもですね笑

 

Lamborghini Aventador SVJインナードアハンドルワイヤー交換!

毎度です。大阪店の小西です。

猛暑がだいぶと落ち着き暑いですがまだマシです。

さて本日ご紹介のお車はLamborghini Aventador SVJのドアハンドルのワイヤー交換です!

症状としましては、ドアが閉まらない

閉めても閉めてもバイーンってなります。

Aventadorあるあるみたいなのでドアロックがダメでよくなるみたいですが、、、

とりあえずばらしていきましょう!

作業自体は初めての作業なので慎重にやっていきます。

カバーを外しても、ドアロックが埋もれています。

え!!

まさか、、、、

嫌な予感!

このフェンダーというかダクトのカバーというか取らなあかんみたいです。泣

ちなみに3~4年前に東京店の板倉さんが同じ作業してました。

板倉さんはカバーを何とかずらせばいけると、、、

何度もチャレンジしました下のサイドスカートクリアランスもなく

ドアロックが抜けるほどのスペースは僕の力と勇気では到底無理でした、、、

そこで師匠(伊藤さん)に来てもらい!

カバー外すことに!!!

サイドスカートはフロントのフェンダーが乗っているのでずらすだけでいけました

ここまでくればあとは交換するだけ

のはずが、、、

交換していざドアを閉めてみると

閉まるときと閉まらないときが

少しは症状改善しましたが。

???なんかおかしい?

ロックしたり解除したりドアハンドルで開けたりしていくうちに

インナーのドアハンドルがなんかおかしい

ばらしてみてみると

ワイヤー破損してます。

調整できるプラスチック部分が折れていました、、、

ここが壊れてワイヤーずっと引っ張られている状態でドアが閉まらなかったです!

答えが見えました。

ってことでフロントからお客様に説明してもらいドアロックとワイヤー交換させてもらいます。

ドアロックは予防整備ということで交換します。(水増しではありません!笑)

このワイヤー交換するのも一苦労

内張ばらしていきます!

インナーのドアハンドルをばらそうと思うと8工程しないとたどり着けない!Oh  NO!!

1   上から刺さってるだけ

2、3 ツメで止まっているので引っ張るだけ(めちゃ怖い)

4   ネジ2本とツメやったかな?(怖い)

5   ネジ4本とツメやったかな?(やっぱり怖い)

6   ネジ3本とツメ引っ張る(全部とれない後ろだけ)

7   上に1本シートベルトホルダー横に1本とツメ引っ張る

8   ネジ1本とツメ(全部とれない後ろだけ)

やっと浮きました!これだけあれば何とか交換できます!

ワイヤーは一度エンジン側に行ってドアロックにいっています。

なのでここのカバーは取らなと結局ダメでしたね。

サイドスカートも一度リアタイヤ外してライナー取らないと緑の矢印、ビスはアクセスできません。

あとは交換してドアロック開閉

鍵がしまるかちゃんと開くか確認して元に戻せば完了です。

少し長いブログでしたがカスタムや修理ドンドン承ります!!!

ではこの辺で!

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