大阪店 いとうです。
今日はベンツBクラスの車検整備です。
W246も初期型ともなれば10年選手。
さらに今回の対戦相手は10万キロ余裕越えの大ベテラン。
いくら無改造オリジナル状態で乗っていてもゴム・樹脂系の経年劣化には抗えません。
ってことで全FF車の泣きどころ、
ドライブシャフトブーツ破れの修理でございます。
元ホンダディーラー勤務のいとうは当時ほぼ毎日ブーツ交換していた記憶がございますが
ボンドへ来て15年目!?にしてこの車で5台目くらいでございます笑
室内空間第一主義のホンダは当時からFF車しか作ってなかったですからね。。
あ、話戻しますwww
早速、足回り分解していく〜
サスとナックルを切り離して
ドラシャの抜きしろを確保すれば
意外にもすんなり降りてきてくれました。
インボード側からご開帳してみます。
だいたい予想していた通りベアリングがバラけてきました。
この状態になってくれれば
アウトボードも触りやすくなるのでラッキーパターンです。
アウトボードブーツも捲ってグリスを清掃します。
新しいブーツとグリスを注入して
アウトボード完成!
破れのあったインボード側はゴミや水を巻き込んでいる可能性があるので
特に入念に清掃しました。
同じく新しいブーツを組み込んで
グリスをこの隙間からたっぷり注入。
バンド類をしっかりカシメてインボード側も完成。
これで検査員も文句はないでしょう。♪(´ε` )
実は見積りの時点で
肝心要のインボードジョイント内のパーツがまさかのメーカー国内欠品…
危うく長期預かりでお客様にご迷惑をおかけするところでしたが
Bondのネットワークをフル活用して最速ご納車できました(´-`).。oO
ちなみに同じく足回りでこんな部品も交換しております↓
スタビリンクロッド。
このボールジョイントブーツも
劣化ランキング上位を常に突っ走ってるパーツだと思います!
以上、
車検整備はしっかりしましょうというお話でした。笑
本日もありがとうございました。