テスターの使い道

こんばんは板倉です
本日はテスターのお話です
BONDSHOPでは各メーカーに対応するために、様々なテスター(診断機)をご用意しております
テスターの仕様方法としては故障診断はもちろん、デイライトを本国仕様にする等のコーディングもテスターを使って行います。
故障診断においては、もはやテスターが無いと何もできないと言っても言い過ぎではないと思います
経験から症状を見てたぶんこの辺りじゃないかな?と予測は付くのですが、実際にテスターで診断していきませんと、正確な判断ができません。
予測で診断を進めていくより、はるかに時間短縮になりますからね、テスターに頼るしかありません。
メータに表示されるメンテナンスやオイル交換の時期のお知らせも、基本的にはテスターを使わないとリセットできません
また、整備マニュアルや配線図もテスターによっては装備されています。
作業する前に整備マニュアルを見ておけば、正しい方法で整備できますし、診断と同じく時間短縮にもなります。
予想以上に難易度が高く、マニュアルを見たばっかりに戦意喪失気味になる事もまれにあります
また、鈑金塗装でもマニュアルが無いと作業が難しい場合もあるようです。
BONDBODYのメカニックからもマニュアルを要請されることがあります。
例えば、比較的わかりやすいところで説明しますと、リアフェンダーの交換です。
リアフェンダー
リアフェンダーと言いますと、フロントフェンダーと違いまして、切れ目が無く、ボルトで固定されている部品では無いのです。
ですので、交換の際はガラスなどを取り外して、フェンダーを切って外してしまうのです
そして、新しいフェンダーを溶接したり、リベットで固定したりします。
ここで、なぜマニュアルが必要なのかというと、切断する場所、リベットを打つ場所、また、取り外す際にリベットを取るために穴をあけるのですが、何ミリの穴を開けるかなど、細かく指定があるんです
これを間違えると、正確に取付が出来ないため、仕上がりに影響が出てしまいます。
溶接の部分の処理を綺麗にするのは職人の仕事ですが、リベットの位置や切断する位置に関しては、マニュアルが無いと解らないらしいです。
また、フェンダーの裏側に何があるかわからないと、切断の際に切らなくていい部分まで切ってしまう可能性も出てきます。
私は鈑金塗装は専門ではないので、職人の腕だけで何とかなるのかと思っていた部分もあるのですが、このような情報が無いとできない作業もあるのですね
長い文章で飽きてしまったかと思いますので、最近のわたくしのiPhoneでも見て笑ってやってください。


iphone
こういう場合はテスターがあってもどうにもなりません
では、また来週
めげずに頑張ります

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