F55×エンジンチェックランプ

こんばんは!! 浦和店、高橋です

皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしょうか

僕のメカニックブログもこれが今年最後のブログになります 一年間読んで頂きありがとうございます

本日は、クリスマスということで・・・ちょっとかわいらしいお車の作業です

F55クーパーS

こちらのお車、珍しいことに左ハンドルの並行車です

今回は・・・

エンジンチェックランプが点灯してしまったとのことでご入庫頂きました

しかしこの車輌、走行距離はまだ1000キロちょっと 調子も悪くなさそうです・・・

とりあえずBMW/MINI専用テスターを使って診断していきます。

ディーラーさんでも作業を断られてしまうことが多い並行車でも、問題なく診断できるので、並行車にお乗りの方もご安心ください

診断の結果、不良部品は、「クーラー点検センサー」と判断

あまり耳にしないセンサーだなと思いつつ、いつものように部品屋さんに見積もりを依頼します。

部品屋さんの回答は、そんな名称のパーツは出てきません・・・クーラント温度センサーではないですか?とのこと

でも、テスター上では、ちゃんとイラストも出てくるんです・・・

さて、どうしたものかと・・・笑

そもそも、このセンサーはどこに付いているかといいますと、ラジエター本体についているんですね~

機能はこんな感じに説明が載っております。

センサー単体で、パーツがヒットしないということは、ラジエターごと交換するしかありません

修理をしていると、たまにあるんですが、単体でのパーツ供給がなく、不良でない部分までごっそり変えなくてはいけないオーナー様泣かせなパターンがあります

たとえば、足回りのブッシュが切れてしまって交換したい・・・ブッシュ一個なら、部品代は数千円、でもアームごとの供給しかありません・・・ここで金額が大きく跳ね上がります

今回はまさにそんなパターン

しかし、交換しないことには、治らないのでパーツを注文し、交換作業に入ります!!

ラジエターを取り出すため、まず周辺のパーツをばらしていきます。

見えてきました

ラジエターは、電動ファンとコンデンサーに挟まれるようにして、付いていますので、電動ファンも取り外します。

コンデンサーは、ずらすだけで大丈夫でした

で、こいつが問題のセンサーです

どうやら、ラジエターからの取り外しが不可能なセンサーみたいです。

見た目は取れそうなんですけどね笑

あとは、逆の手順で組み付けていけば、完成です!

クーラントのエア抜き、テスターでエラーを消去し、試運転を行い問題なければ終了となります!

それでは、本日はこの辺で失礼します!!

高橋でしたー

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