ML350ブルーテック エンジンチェックランプ点灯

浦和店の板倉です!

毎日蒸しますね~~。

ピットはエンジンかけっぱなしの作業があったりすると、もう全身から汗が噴き出すぐらい暑いです、、、

この時期になると、お客様や業者さんからアイスや飲み物の差し入れが増えますが、あっという間に無くなります。

倒れないように頑張っていきましょー!

と言ってる私、半分以上は事務所の中にいます

今回はメルセデスベンツのエンジンチェックランプ点灯修理になります 。

比較的涼しい日を狙って作業しました 笑

早速テスターにて診断開始です。

下の方に「AdBlue®タンクのヒータ・エレメントのアウトプットに電気部品の故障または断線があります。」と書いてあります。

これが、原因でエンジンチェックランプが点灯しているようです。

一度エラーを消去しまして、試運転しましたがすぐにエンジンチェックランプ点灯してしまいました。

配線の異常もあまり考えにくいので、ヒーターエレメントの交換をすることになりました。

パーツを調べてみますと、AdBlue®タンクの構成する部品は、それほど多くなく、タンクと故障していると思われるヒーターエレメントと取付部品だけでした。

とここまでの作業、実は和田君の作業です。診断からパーツの手配までやってくれました。

パーツが届いているのを確認してから、和田君には時間の掛かる作業を振って、見事に横取り成功です 笑

さて、AdBlue®タンクとはどこに有るのかと言いますと、

右後ろのマフラーのタイコの隣です。

タイヤを外して、インナーライナーを外して作業します。

タンクとホースや配線関係です。

ホースは上に向かっていますが、AdBlue®の給油口はが燃料の給油口の隣にあります。

ではタンクに繋がるパイプ類を切り離して行きます。

3枚目のパイプを外すのに少し手間取ってしまいました

押してダメなら引いてみろって感じでしたね、、、

カプラーも切り離します。

タンクを取り付けているボルトを外して、タンクを車体から降ろします。

交換するパーツはタンクの中にあります。

キャップの上に着いていますユニットを外しまして、交換するヒーターエレメントユニットを固定しているリングを緩めます。

ユニットを外した状態です↓

外周のリングを緩めます。このリングを緩めるのに必要な工具があります。

この工具はよく燃料タンクのキャップを緩めるのに使用します。

AdBlue®も同じでした。

これ結構固いんです。ちなみに締め付けトルクは80Nmでした。

リングを外して、ヒーターエレメントをユニットごと取り外します。

右が新品、左が外した部品。

まぁそんなに変わらないですし、外傷もないですよね。

そんなもんです 笑

パッキン類もすべて新品に交換して、元に戻していきます。

そして、テスターでエラーを消去して、作業終了。

もちろん試運転をしまして、エンジンチェックランプが点灯しない事も確認します。

ちなみに、今回はエンジンチェックランプが点灯していましたが、エンジン自体は調子が悪いこともありませんでした。

メーター内のチェックランプさえ気にならなければ、そのまま乗れるのではないかと思います。

ですが、チェックランプが点灯すると言う事は何かしら不具合がある訳ですし、修理せずに乗り続けていて、症状が悪化することも考えられます。

それに、今年の2月からエンジンチェック、ABS、エアバック、シートベルト、ブレーキの警告灯が点灯していると車検が不適合となります。

結局修理はしないとダメなんですね。

修理のご相談もご遠慮なく!

では板倉でしたー

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