smart fortwo(453) x H&Rスプリング

浦和店の板倉です

もうすぐ11月ですね、しかし今日は半袖ですごせる位暖かかったです

これって異常気象なんでしょうか?

 

さてさて本日はsmart fortow(453)にH&Rを取り付けました!のお話です 。

いつもやってるサスペンション交換なんで、まぁそこまで意気込む事もないんですが 笑

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では、さっそく作業に入ります。

まずはフロント側から説明します。

ボンネットを開けます外します。

smartはリアエンジンですのでボンネットの中には、クーラント、ウォッシャー液、ブレーキフルード等が隠れています。

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フロントは通常のストラット形状ですので、特に問題なく作業は進むのですが、ストラットのアッパー部分よくストラットドームと呼ばれる部分が少し奥まっております。

これも特に珍しいことではないんですが、わたくし実は手が通常よりやや大きめに出来ておりましてですね、このような部分に手を入れて作業すると、必ずと言っていいほど傷だらけになります

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ピントが合っていませんがこの奥の方に手を入れて作業します。手前のワイパーのリンケージなどに手の甲が何度もあたったり、こすれたりで傷だらけです。

そんなこんなで、ストラットを取り外します。

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車体がとっても小さいですので、サスペンションも非常に軽いです。

スプリングの線径も細いですね。

普段はゲレンデヴァーゲンとかの足回りを見てるので、特に細く、軽く感じます。

今回交換するH&Rのスプリングです。

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手前側2本がリア用で奥の2本がフロントです。

エンジンがある分リアの方が太いですね。

で、ストラットのスプリングを組み替えて、お車に装着です!

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当たり前ですが、取付の際も先ほどの狭いところに手を入れなければいけません

これでフロントは完成です。

そしてリアスプリング交換になります。

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見るとわかると思いますが、すでに交換されております

青いスプリングが両サイドにありますね。

真下から見てみます。

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U字型の太いパイプがありまして、その上にスプリングがありまして、車体と挟まれるように取り付けてあります。ショックアブソーバーも同様です。

一見、ショックを外して太いパイプを下せば外れそうですが、実はそうでもないんです。

このU字型のパイプが、左右に広がるようにテンションが掛かっていまして、車両のセンターから左右に伸びているアームを外すと、取り付けのボルトが入らなくなってしまうぐらい広がってしまうんです。

何年か前に初めてスマートのスプリング交換をした際に、うわーやり方間違えたと思い、Benzのサービスマニュアルを確認すると、間違ってはいませんでした。

さて、ではどうやってボルトを取り付けるのかと言いますと、U字型のパイプをボルトが入る位置まで縮めるのです。

マニュアルではパイプの端の穴に長い鉄パイプか何かを入れて、縮めろと書いてありました 

その時は実際にパイプを使って作業したのですが、そんなに簡単に縮まる訳がありません。

何とか汗だくになりながら3人がかりで終わらせた記憶があります。

ドイツのメカニックはマッチョな方ばかりなんですかね 笑

しかししかし、今ではたったの一人で作業ができるようになったのです。

あるとき倉庫の奥の方に眠っていた工具を見て思いついたんです。

これスマート用じゃない?って。

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ガッチャです

これを左右のパイプの穴にかけて引っ張ります。

これなら微調整も出来ますし、力もいりません

安全に作業が出来ます

そして、肝心な落ち具合はと言いますと。

まずは、ノーマルの車高3枚。

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そして、交換後です。

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前後とも20~30mmダウンでとてもスタイリッシュになりました

BONDSHOPでは入庫は少なめですが、smartもいろいろできますので、一度ご相談ください。

 

では、板倉でしたー

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