浦和店の板倉です
いきなりガチャガチャな画像ですみません
本日はポルシェパナメーラの水漏れ修理編です
上の画像はすでに交換されたパーツ達です。なんだかわかりませんね、、、
今回のお車はパナメーラ V6のモデルになります。
パナメーラ、カイエンではV6、V8問わず、ウィークポイントと言っても良い部分でして、後で画像に出てきますが、メーカーでも改善が必要と判断した部分が出てきます。
まずはエンジンルームを覗いてみます。
すでにいろいろ外れてしまってます。
真ん中にスロットルバルブがありまして、その下、右側にパイプが出ていますが、その反対側にも本当はパイプが出ていなければならないのです。
まだ抜けていないときの画像です。ホースがつながっている曲がっているパイプがそれです。
それをちょっと引っ張ってみますと、、、、
あらら、簡単に抜けてしまいます
パイプが刺さっていた部分にはのりのようなものが残っていますね。
パイプが刺さっていた部分です↓↓
ウォーターポンプの上の部分ですね、このパーツ、この状態ではよく判らないですね。大体このような部分のパーツの交換は大変なんです
先ほどのエンジンルームの画像から察してみたください。
想像できる方、できない方いらっしゃると思いますが、エンジンの真ん中にある黒い大きなシマシマのパーツがありますが、これインテークマニホールドです。
まずはこれを外します。
はい!外れました 笑
当然、実際はこの1行の言葉ぐらいでは済まないですが
やっと見えてきましたね、問題のパーツが。
この状態からでもまだ外れませんので、フューエルパイプなどを外して、問題のパーツを取り外します。
これでは、よほど接着剤に耐久性が無いと抜けてしまいますね。
で、次の画像は対策品です↓↓
完全にボルトで止まっております
これでもう安心ですね
この部分は
ということで、実はまだあるんです。問題の部分が、、、、
お見せしますね
はっ?って思いますよね 笑
この画像ではほとんど見えません
エンジンの後ろ側、左右のシリンダーを繋げるようにウォーターラインがあるのですが、そのパーツにもちょっと問題点がありまして、アップでお見せします。
この丸いパイプですが、先ほどのパーツ同様、接着剤で固定されています。
この部分もよく抜けてしまい、水漏れの原因になります。
今回は外れてはいませんでしたが、ここまで分解しましたので、予防整備で交換させていただきました。
対策品はと言いますと。
完璧です
そして、気の遠くなりそうな工程を経て、元に戻して、クーラントを充填して作業終了となります。
それと、各Oリングの組み付けの際に必要な「ポルシェ純正潤滑剤」です。
市販の物で全く問題ないんですが、今回はなぜかパーツと一緒にオーダーしたようで、純正指定を使ってみました 笑
パナメーラ、カイエンでたまにクーラントのにおいがする車があります。
私たちはクーラントのにおいと分かりますが、普通はわからないと思います。走行した後などに、少し甘いようなにおいがしたら少し注意してください。注意のしようもないですが、路上で動けなくなる前に一度ご相談ください。
では、板倉でしたー