大阪店 いとうです。
今日はベンツの修理をご紹介します。
十数年前の車とは思えないほどピカピカボディのCL55。
最近、駐車場にオイルがこぼれていることがあったそうで診断させていただきました。
結果はATF漏れでした。
この時代のベンツにはあるあるの不具合なんですね(´・_・`)
ATオイルパンパッキンとEGSカプラーの交換となりました。。。
とりあえずATFを抜くことからスタート!
抜けた量が解るように計量しておきます。
周囲に汚れが溜まっていたので
ゴミが入らないように清掃を行いつつ
オイルパンを外しました。
少しフルードがこぼれてくるので
ついでにEGSカプラーも抜いてしまいます。
ここにOリングいますが今回の犯人ではありません。
さらにカプラー取り付け部を抜き取ります。
ネジ留めされているのですが
昔、このネジがバカになっていて空回りし一生緩まなかったことがあり
難儀したことを思い出しました(´-`).。oO
今回は念じながら!!笑
無事外れました。
こいつが本当の黒幕です。
右側の新品は対策品のOリングになっているそうです。
AT側の差込み部分に傷等不具合がないことをチェックして
各パーツをセット!
EGSはこれで完了です。
オイルパンの方は
歪みがないかなど確認しつつキレイに清掃します。
中にマグネットが入っていて鉄粉がビッシリなのでしっかり除去!
フィルターも同梱されているので新品に!!
ちなみに
パッキンのゴムは硬化が進んでいて
新品とは比べ物にならないくらいカチカチでした・・・
組み付け後に
予め計量しておいたATF(新油)を補充٩( ‘ω’ )و
もちろん純正品のATFを使用しますよ〜♪
油量調整、試運転をしっかり行い
全ての作業が完了となります。
残念ながらゴム・樹脂系のパーツの経年劣化はどうしても免れません。
なのに車にはこれらのパーツが無数に使われています…_(:3 」∠)_
何かトラブルに遭遇する前に
メンテナンスとして交換もアリですね!!
本日もありがとうございました。