ガッツリA/C修理

皆さまこんばんは。浦和店小出です。

最近、葛飾店オープンに伴い必要工具の見積もりと手配を手伝っております。

新しい工事にフラットなリフト、新しい工具。ウキウキしますね。

まぁ、僕は移動しないんですが…

さて、本題です。暑いのでエアコン修理のご紹介です。

車種はシトロエンds4。

同じ欧州車ですがあまりボンドではお見受けしないメーカーですね。

なのでボンドで使っているテスターではあまり深く探究できない様子。しかしながら車のエアコンは大まかな作りはさほど変わらないので診断から始めます。

現象としましてはエアコンの冷え不良と風が正面からでないというものです。

冷え不良は一時おいといて、

大体の車は上側(デフロスター)、正面、脚元と3箇所の吹き出し口の選択ができますが、どこか固定の場所しか風がでないとなりますとスイッチの故障か風の通り道のドア(弁)、エアミックスドアの開閉不良の可能性が高いかと思われます。

部品屋さんに調べてもらうとエアミックスドアアクチュエーターはブロアユニット一体との事でブロアユニット交換に至りますが、この車の場合ブロアユニット交換=ダッシュボード下ろしとなります。

浦和店ピットは狭いので涼しいプラスの作業場を借ります。ついでに人員もかります。

他所でつけた社外ナビ配線がグチャグチャなのできれいに纏めてもどします。

また、付随作業となる為エアミックスドアアクチュエーターが見えるかブロアユニットを除きこんだ際発見したブロアレジスターに繋がる配線の故障探求も行います。

そもそもなんでギボシって思いますが、こちらの焼けた配線には簡易的にヒューズホルダーを取り付けブロアモーターを高負荷で回したときにヒューズが飛ぶ事を確認します。

よってブロアレジスター(抵抗操作ユニット)とその先に繋がるブロアファンも同時に交換します。

ディーラーで配線図をもらえなかった為、配線は目視で追って確認します。

因みに配線が焼ける原因はブロアモーターの抵抗が大き過ぎて焼けると言うことが外したブロアモーターの単体点検でわかりました。

IMG_3919

と、長くなりましたので要約するとダッシュ下ろしてブロアユニットの中に入ってるブロアモーターとレジスター、エアミックスドアアクチュエーターを交換したらキンキンに冷えましたというお話です。

ただ、先にも申し上げた通り冷え不良に関してはガスが減っていました。

下の機械を使えば何日間で何g減るか確認できるので本日現在ガス漏れ量とガス漏れ箇所の修理に尽力しています。エンジンルームの配管も漏れていた為高圧、低圧共に交換となりました。以上浦和店小出がお伝えしました

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