ポルシェ 970パナメーラ ブロワファン エアコン Porsche Panamera

大阪店 いとうです。

今日はポルシェのパナメーラ。

まだまだエアコン大活躍な時期に突然風が出なくなった模様です。。。汗

悪いところはなんとなく見当はついているのですが、

推測をより確実なものにするためにテスターにて診断

出るわ出るわ故障コードのフェス会場がこちらですwww

なかなか強烈に感じるかもしれないですがショックを受けないでください!

一時的に拾ったエラーをコントロールユニットたちが記憶していてそれを読み出してるだけなのです。

つまりほとんどが現状正常でありよくある光景で消去操作することができます。

大阪店では12ヶ月点検や車検の時に実施しております。

少し脱線しましたが今回診ていきたいエアコンの項目を進めていきます。

4つ並ぶエラーコードの中で今回注目するのはファンコントロールの部分です。

いわゆる現在値でエラーの反応があるってことなので

次はいよいよ現物の電気の流れの点検をしていこうという流れになりました。

後付け外品ナビの配線束などの都合でグローブボックス周りをバラバラにしました。

ファンコントロールユニットを発見!

おそらく可変抵抗器の一種だと思われるので端子電圧を点検してみます。

風量調整のスイッチを操作するとこんな感じで0V〜約11Vの間を行ったり来たりします。

これでここまでの電気は来ていることと電圧の調整がされていることが分かりました。

その先に電気が流れ着くところといえばブロワファン!

そう、いとうが当初から睨んでいた故障の原因箇所です(`_´)ゞ

取り外したものを観察。

シャフトにサビが目立ちますね…

ディーラーなどでマニュアルがあれば抵抗値の測定などいろんな段階を経ると思いますが

まあここまで来たら答えは一つですね。

とりあえず12V程度の電圧が流れることは事前の点検で理解したので、

12V電源から直接電気を流して荒療治ならぬ荒点検をしてみました。

・・・・・・回りません。。。

ブロワファンモーターで決定ですね_(┐「ε:)_

ってことで取り寄せました。安定の!?本国オーダー。笑

ご時世的に何かと時間掛かってしまいますねー

ブロワ交換だけでも風は出てくれるんですが、

同じように電気負荷を受け続けていたであろうファンコントロールユニットも同時に交換させて頂きました。

全て組み付けて再度テスターのエラーがすっかりクリアされました。

これにて作業完了です。

本日もありがとうございました。

p.s.焼きそば状態なナビ関係の配線もスッキリさせました。←意外とコイツに時間取られたかもです(-_-)笑

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