FRP加工してみました

みなさんこんばんは。浦和店小出です。

もう2月も2週目早いですね。

一年に一個はプライベートでも新しいものに挑戦したいと思っています。

一昨年、スキューバー。去年サップ。

今年はゴルフです。横山さん、冨山さん、関口さんがクラブ揃えてくれました。

横山さんからカッコいいゴルフシューズももらいました。ゴルフシューズでジョーダンてあるんですね。

敬遠してましたがもう始めるしかありません。

さて、本題です。

メカニックブログには適さないかもしれませんがFRPで加工品作ってみました。

時間かかりました。真似なさらないことオススメします。

33GTRのホイールハウスのライナーを作っていきます。

ワイドボディになっているので純正品が合わないとの事です。

まずは型紙とります。

それに併せて折り曲げしやすいメッシュ切ってきます。型骨になります。

車両に併せて最終の形をイメージしてカットします。

次にFRPを貼っていくわけですが、メッシュはあくまで制作時の骨組み。これに完全にFRPが貼り付いてしまうと取れなくなってしまうのでFRPが貼り付かないように、セロハンとシリコンスプレーでコーティングします。

車両の養生をすませたらFRP貼っていきます。物は↓です。最初は薄膜作りたいだけなので、番手は大きい物のほうが貼りやすいです。溶剤に硬化剤を混ぜたらハケとローラーでペタペタ。

FRP貼るようのローラーってのが売ってます。ファイバー本体も溶剤も大体のホームセンターでも購入できます。ただ売っているのは分厚くて張りにくいものが多いですね。溶剤はインパラ、ノンパラはお好みで。

最近寒いので硬化が遅いです。乾かしながら逆も進めます。

乾いたらFRP剥がします。セロハン貼っといたおかげでメッシュは車両側に残り簡単に剥がれてくれます。

車両から外れたらもう一度網に仮固定してファイバー重ねて置いていきます。

今回は薄すぎず、厚すぎずの3枚重ねにしました。重ねる時は極力エアかみしない様に何度もコロコロします。

大事なのはファイバー同士がしっかり隙間なくくっついていることだと思います。じゃないと重なる意味あまりないので。

巣穴や細かい所はタルクという粉に細かく刻んだファイバーと硬化剤を混ぜてつくります。

乾いたら車両と何度も合わせながらカット削りを行います。本当はパテで細かい所整形すれば楽なのですが、今回はライナーなので飛び石でパテが割れてしまう事を懸念してパテ盛りはしません。ひたすらファイバー削って形つくります。

さて、整形が終わったらメッシュを剥がし、クリアコートを表面に一発。裏面には黒で一発。

何で、表面に黒ぬらないかって?飛び石で色が禿げてファイバーの飴色がでないようにです。ファイバーはクリアの硬化剤使えば裏から黒塗っても表からでもある程度黒くみえます。

ただ表面もこのまま完全だと見栄えが悪すぎます。

今回は飛び石にも強い厚めのカーペットを貼りました。

カーペット貼るならそもそもFRPじゃなくてもいいんじゃないか…そんなことは思わないでください。

完成品が↓

 

早速車両につけて当たりがないか確認します。取り付けは元々ライナーが止まっていたであろうフレームの純正穴を利用しました。

クリップでもいいのですが心細いので今回はプラスチックリベット打ちにしました。

 

完成です。お疲れ様でした。

それではまた。埼玉県民になった小出がお届けしました。

 

 

 

 

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