浦和店の板倉です
ここ数日で急に気温が上がり、すでに半袖で作業をしているスタッフもいます
ちょど良い気温で作業もはかどりますね~
なんて思っていたら今日は午後から雨
ちょっと残念です。。。
さてさて本日のお車はランボルギーニ ガヤルド
のオイル漏れ修理です。
オーナさまから、ガレージの床にオイル漏れの跡があるとの事でさっそく点検しましたが、Vバンクの間にオイル漏れを発見
画像で解りますかね?真ん中にオイル漏れ跡があり、汚れています。
早速ばらしていこうと思い、ガスケット類を調べると、まさかのイタリア本国確認
狭い工場なので下手にばらし始めて動けなくなってしまうと困りますので、パーツが到着するまでしばし入院して頂きました。
そして、待つこと約1か月、、、
やっとパーツが到着しましたので、作業開始!!
エアクリーナーとスロットルを外します。
まだ奥の方は見えませんね。
ライトを当てて少し覗いてみます。
解り難いですが、オイル漏れの範囲が広そうです。
少し憂鬱になります。取り寄せたパーツが足りるのでしょうか、、、、
サージタンクを外します。
結構重くて少し焦りました笑
取り外しますともう丸見え
バンク間がオイルでビチャビチャになってます。
これではどこから漏れているのか解りません
但し、可能性のある場所のガスケット類は全部用意してあるはずなので、大丈夫!と自分に言い聞かせます。
真ん中に通っているパイプがオイルラインで、右側に見える黒い円柱状のパーツがオイルフィルターが入っているハウジングです。
良く見ると他にはオイルが流れていそうな所は見当たりません。
だとしたら、シリンダーブロックに取り付けてあるハウジングかパイプのガスケットが怪しいですね。
幸いすべて取り寄せてありました まぁ当たり前なんですが、、、笑
ではオイルラインを取り外していきます。
最初はオイルフィルターを外します。
黒いキャップを外します。
普段オイル交換の際は、先ほどの大きなサージタンクの下にあるので、なかなか作業しにくいのですが、今回は工具もすんなり入るし、キャップも真上に取れるし、なぜかうれしくなります 変ですか? 笑
ハウジングとパイプも外します。
オイルと長年の間の汚れを落とします。
実はこれが一番大変な作業で、たまっているオイルを吸い取って、こびりついた汚れをマイナスドライバーや、ワイヤーブラシ等で落としていきます。
ウエスも何枚使ったか分かりません、、、、
だいぶ綺麗になりました。
ガスケットが当たる部分は丁寧に汚れを取り除き、オイルストーンできれいに面を出してガスケットを乗せます。
後は外したハウジングと、パイプも綺麗にしていきます。
全て綺麗になりましたら元通りに組み付けて戻します。
オイルも交換して、下回りも綺麗にして、最終的にオイルがまた漏れてこないか確認して作業終了です。
オイル漏れは火災にもなりかねません。少しでも気になりましたら一度ご相談ください。
では板倉でしたー