マフラーバルブ

ポルシェ718ケイマン リモコンでマフラーバルブOPEN!

BONDTOKYO板倉です

最近地震が多いですね。いざという時の為に防災グッズの点検しておかないと、と思いながらなかなかできていません。

いつ大きな地震が来るかわからないので、命を守れる行動ができるよう準備しないといけませんね。

 

さてさて本日のお車はケイマンです!

ご依頼内容はEBM!

マフラーバルブをリモコンで開けることができる優れものです!

EBMはFERRARIやLamborghini、MASERATIでイメージが高いのではないかと思いますが、ポルシェも施工可能です!

早速作業開始です。

まずはバキュームラインを見つけます。

クルマをリフトアップしまして、マフラーバルブのアクチュエーターから辿っていきます。

ケイマンEBM

トランスミッションの真上にT字のコネクターがありましたので、そこにソレノイドバルブを入れて制御します。

上の画像は作業しやすいようにバキュームラインをずらしてあります。

下から覗いた感じですと、ソレノイドバルブ設置に向いている場所が無いので、エンジンルームの上の方までバキュームラインを伸ばします。

ケイマンEBM

T字のコネクターからホースを外して延長します。

あとは室内での作業になります。

ケイマンEBM

ラゲッジルームのカーペットをはがして、エンジンの上のカバーを外します。

ケイマンEBM

伸ばしたホースにソレノイドバルブを取り付けます。

ポルシェケイマンEBM

ソレノイドバルブの電源とアースは室内に配線を引き込んでEBMユニットに接続します。

電源はヒューズボックスから取り出します。

あとは作動の確認して作業終了です!

通常アイドリング時にはマフラーのバルブは閉じておりますが、リモコン操作によって開けることができます。

常時バルブオープンか、ノーマルモードを任意に選択できます。エンジンをかけたときは常にノーマルモードです。

ちなみに閉めっぱなしは出来ませんので、ご注意ください。

気になった方はお問い合わせください!

では、板倉でしたー

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bond tokyo

〒145-0064

東京都大田区上池台1-20-8

Tel:03-3727-0404

Fax:03-6421-8800

PORSCHE 997 GT3 x EBM

BONDTOKYO板倉です

9月に入り急に気温が下がりましたね。

通勤時間帯の朝晩は特に冷えます。

なのに三浦さんは今日半袖で出勤(笑)

超寒いって言いながら会社に来ました。

「でしょうね」って心の中でつぶやいた今朝の小さな出来事でした。

 

本日は数日前の非常に暑い暑い日に作業しました1台

PORSCHE 997GT3にEBMのお取り付けです。

 

GT3は純正のバキュームラインにソレノイドバルブを後付けしてアクチュエーターの制御が可能ですので、バキュームラインを探します。

上の画像はエンジンルーム内ですが、青い丸の中にバルブアクチュエーターを制御する純正のソレノイドバルブがあります。

例によってiPhoneを狭いところに滑り込ませてソレノイドバルブを撮影。

横にちらっと見えるブルーのホースは後付けのソレノイドバルブ用のホースです。

純正ソレノイドからマフラーのアクチュエーターにつながるバキュームラインの間に後付けのソレノイドバルブを割り込ませます。

ソレノイドバルブはバキュームの回路の切り替えをする役目をしておりまして、マフラーのバルブアクチュエーターを負圧によって作動させることによりバルブのオープン、クローズを制御しています。

途中にEBMで制御できるソレノイドバルブを入れることによって、通常オープンの回路を強制的に閉じてバルブを作動させるという仕組みです。

よくわからないですよね、、、

結局リモコンでマフラーのバルブを任意に制御できますよってことです(笑)

でこの回路についてはそれほど問題ないのですが、問題はGT3ってところなんです。

ねっ、ロールケージが張り巡らされていてかなりやる気を見せてくれているんですが、、、

しかし、今回のようにエンジンルームから室内に配線を引き込む作業の場合、後ろ側のカーペットをほとんど外さないといけないので、ロールケージがあると、とーーーーーーーーーーっても苦労します。

しかもシートがフルバケなのでリクライニングせず前に少し移動しても体を入れるのはほぼ無理です。

なので今回は思い切ってシートを外します。

フルバケのいい点はこういう時!取り外すのが非常に簡単!

しかも軽い!

シートを外したら、ロールケージで外せる部分が一か所ありますのでそこを外します。

そこからリア周りにアクセスしまして、カーペットを外していきます。

991ですと、リア周りにフューズがあるので、そこで完結できるのですが、997は常時電源の大きなフューズしか無く、電源は運転席足元のフューズボックスから取り出します。

仮にリア周りにIG電源のフューズがあったとしても、万が一のメンテナンスの際ここまでばらすのは正直面倒なので、運転席周りまで配線をすると思います。

すべて配線が終わったら作動チェックをして問題なければ終了です。

 

基本的にEBMはバルブを常にオープンか純正と同じ作動になりますので、常にクローズ状態には出来ません。

純正と同じ作動の際はスポーツモードも通常通り使用できます。

バルブオープンの際はノーマルモードでもスポーツモードでも常に開いた状態になります。

ちなみにこれまでの説明は純正マフラーの場合ですので、社外マフラーの場合はメーカーによって異なります。

 

今回GT3だから大変でしたみたいな記事ですが、EBMを取り付けられる車両はスーパーカー級の車両が多いので、何をするにも実は大変です(笑)

 

まぁそんな事は気にせず、バルブを開けたくなったらお問い合わせください!

 

では板倉でしたー

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