エアコンガス漏れチェック

BONDTOKYO板倉です

本日はエアコンのガス漏れチェックです。

下の画像はエアコン吹き出し口の温度です。

温度設定はLOWですので、これでは冷えません。

車種によって異なりますが、だいたい5℃以下の風が出てきます。

そこでエアコンガスがどれだけ入っているかなどをチェックしますが、古い車ですとサイトグラスと言ってガスの配管などにガラスの窓があって目視でガスの状態を見ることができました。

今の車はついていませんので、ガスの圧力で判断するしかありません。

しかし、圧だけで判断してもエアコンのガスが規定量入っているかはわかりませんので、

私は昨年導入したエアコンガスのメンテナンス用のこれ↓を使ってガスを入れ替えてしまいます。

この780Rと書かれた機械はエアコンガスを回収して設定した規定量を自動で充填してくれる優れものです。

また、車種別のデータも入っているので車種を選択すればガスの種類、規定量、コンプレッサーオイルの種類など入力しなくても使うことができます。

使用できるエアコンガスも、R134aとR1234yfと2種類使えますので、現行車種であればほぼOKです!

そしてタイトルにあります、ガス漏れのチェックですが、エアコンガスとコンプレッサーオイルと一緒に蛍光剤を入れることによって、漏れを目視で発見できるようになります。

私が整備士を始めたころは、ガス検知器に火をつけるところがあって、ガス漏れの箇所にホースを近づけると炎の色が変わってガス漏れを検知するという方法でした。今でもあるのか分かりませんが、今は蛍光剤が主流だと思います。

蛍光剤を入れると、ガス漏れしていた場合蛍光剤も一緒に漏れるので判断ができます。

これはハイプのつなぎ目ですが、これはちょっとひどいケースなのですでに黄色っぽくなってしまっていますが、ここにUVライトを当てると、

綺麗に反応してくれます。

これで漏れの判断をして修理をしていきます。

 

もちろんガス漏れだけがエアコン不調の原因だけではありませんので、エアコンの効きが悪いからと言ってガスを補充しても冷えないこともあります。

あと、毎年ガスを補充しようとする方がいらっしゃいますが、ガスは消費するものではないので、漏れてなければ補充の必要はありません。ただ、年数や距離が多い車はガスの量が少ないケースが多いです。ごく微量の漏れがあるのかもしれませんが、そういう場合は補充した方がよいかと思います。

しかし、ただ補充するよりは一度ガスを全量回収してきれいなガスを入れることをお勧めします。

気になる方は一度お問い合わせを!

板倉でしたー

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