BONDSHOP TOKYO板倉です
本日はW218CLSのドアミラー修理のご紹介です。
症状は右のドアミラーがとても中途半端なところで格納されてしまい、そこから動かなくなってしまっていました。
経験から格納用のモーターが故障しているのはわかってしまうのですが、念のため電源等を確認して、確証をとります。
まずはドアの内貼りを外して、ミラー本体を取り外して行きます。
ミラー本体には格納機能の他に、ミラーレンズの角度調整、ミラーヒーター等の備わっていますので、コントロールユニットと繋がっています。
白いカプラーと黒いカプラーがあると思いますが、それがミラー用の配線です。
1番2番とカプラーの番号が振ってあり、1番の数字の左側には白いマーキングがあります。2番には黒。
それぞれカプラーの色を示していまして、間違えないようになっています。
ミラー本体はステー部分で3本のボルトでドアと固定されています。
ピントが合ってなくてすみません。穴の奥にトルクスのボルトが見えると思いますが、それがミラー固定用のボルトです。
画像では解り難いですが、奥行きが結構ありまして、ボルトを緩めてそーっと取り出します。
万が一ドアの中に落としてしまいますと、救出が少々面倒です。
外れました。
今度はこのミラーをばらしていきます。
既に鏡の部分は外れております。
外装部分の塗装してある部品は全て外れます。
全部外れた状態です。
今回モーターの修理が出来ませんので、ミラーフレームのアッセンブリー交換になります。
新しいフレームにカバー類を付けまして、ドアに取り付けて行きます。
カプラー付きの配線は外す時は引っ張って簡単に抜けましたが、逆を考えるとちょっと難しそうです。
ドアの外と内側で配線の入る場所と出てくる場所の距離があります。
上の画像は外側です。
配線を入れてみます。
何となくガイド的な物があるので、ぐいぐい押しこんでいきます。
結構簡単に出てきましたw
確かに製造ラインでミラー付けるのに何分も掛けられませんからね。
整備性も考えて作られていますし、、、
あとはすべて元に戻して作業終了です。
今回の症状それほど多くは無いと思いますが、万が一動かか無くなったら一度ご相談ください。
では板倉でしたー