エアコン

Ferrari Portofino A/C 不具合 

大阪店 いとうです。

今日はエアコンの不具合で入庫したフェラーリのお話。

現車はまだまだ新しい車種のポルトフィーノでした。

夏にエアコンぶっ壊れるとめちゃくちゃ困りますよね_(:3 」∠)_

まず新しい車種だけに情報が少なすぎ!!

ほぼ手探り診断めちゃくちゃ苦労しました。

海外のサイトも含めてネットサーフィンしまくって情報収集してきたので

情報交換の意味も込めて記録残しておこうと思います。

で、今回の症状は運転席側だけ熱風地獄…

とりあえず汎用テスターですがエラーコードを読み取ってみました。

現在値[Active]で拾いますがこの時点でこのエラーは何のこっちゃ分かりません。

温度のドアって何やねんwww

次にエアコンシステムのデータなんかを見ながら2つほど仮説を立ててみました。

①室内側の温度センサーがバグって温度が正常に認識できてない。

②温風と冷風をミックスするフラップの固着もしくは

そのアクチュエーターモーターの固着。

①についてはコイツが室内温度のセンサーのようで

コラム下のパネル類を外してもギリギリ見えるか見えないかの位置にあります。

カプラーの状態を見たりするのにセンサー単体を取り出したり

ドライヤーで炙ってみたりしますが特段異常はなさそうな感じ。

そもそも助手席側にはこれと同じようなセンサーが見当たらなかったので

左右独立での温度調整に関与するようなものではなさそうな気がします。

ってことで次!

②フラップの可能性。

エアコンユニットにはフラップがいくつかあるはずなので

該当するフラップがどこにあるのか調べました。

海外サイトを漁りまくって出てきたのがコチラ↓↓

しかも運転席側と助手席側独立して制御していることも

パーツリストから判明しました♪(´ε` )

イメージ通り!!

あとはこの図面から

フラップが足元にあることが分かりました。←ラッキー!

ここになかったらA/Cユニット下ろしやん。

頭突っ込んだら見えたので

リンケージの辺りを“動けー!”と念じながら指でひと撫ですると動き出しました。笑

吹出し口からは冷てぇ〜空気が(´-`).。oO

さらに温度調整のツマミを回してみます。

ツマミに合わせてしっかり動いてます!

どうやら治ったようですwww

今回はモーターorリンケージorフラップの動きが悪かったようです。

その後もう一度テスターにてエラー状況を確認。

温度ドアの現在値が外れました。

もしかしてドアってフラップのこと!?みたいです。(頼むからFlapって書いてw)

でエラー消去してその後数日症状も現れなかったので作業完了となりました。

余談ですが

もしこのフラップアクチュエーターがダメで交換の場合、今のところ単品供給無いようです。笑

ユニットAssy交換=約£1600!!!(右ハンドル車はもうちょいお高め)

なんできっちりモータなりリンケージなりパーツ交換せんのや!って

思われた方もいらっしゃるかもしれませんが

今回はしっかり動き出してくれたこともあって様子見とさせていただきました。

ユニット交換ともなれば工賃合わせても4〜50万ですもんね。汗

診断3日かかっちゃいましたがめちゃくちゃ勉強なりました。

実質の修理時間は人差し指でひと撫で30秒!

今回の作業関係ないけど

ブロワモーターに左ハンドル用と右ハンドル用の設定があるのが何より一番の驚きでした。

本日もありがとうございました。

Lamborghini Gallardo エアコン 修理 

大阪店 いとうです。

ついに台風なんかも発生して最近はめっきり暑くなってきましたね_(┐「ε:)_

汗だくになりながら作業せなあかんイヤな季節に突入っす。。。

この時期になると増えるのがエアコン不調に関係する入庫。

我々にとってはこれもまたこの季節の風物詩と感じるところございますwww

ということで今回はガヤルド。

いきなりトランクが外されている画像になってますが、、、

こちらのお車

いとうが長年お世話になっているお客様で急遽連絡が入り緊急入庫。

症状は全くA/Cが効かないとの事…

まずはマニホールドゲージをつけて

ガス圧チェックするも圧力ゼロ(´-`).。oO

漏れ箇所を見つけるために蛍光剤と共にガスを注入していくと

バシューーーーー!っ

という音と共にフロント部分が煙幕に包まれました!!笑

でフロントトランクを取り外して診断を進めていったわけです。

というかあの勢いで漏れると診断もクソも一目瞭然でした。笑

犯人はガスプレッシャーセンサー。

なんとカプラー部分のピンのところから漏れてました。

で、早速新品パーツを取り寄せると

安定の全然違う雰囲気になってるやつー。

対策品なのかパーツが統合されたことによるものなのかわかりませんが

なんとなくランボルギーニ、アウディは

エアコンのプレッシャーセンサーが弱いイメージがあります。

データソースはないので完全勝手なイメージですwww

↑以前はアヴェンタドールでこのセンサを交換したことがありまして、

その時もやはりセンサーの雰囲気変わってました(´-`).。oO

ちょっと話脱線しましたが、

新品を組み付けガスを注入し

作動チェックをして今回の修理は完了でございます。

ちなみにガヤルドはエンジンルーム下にホースチャックがあるので

リフトが無いとゲージすら付けれませんでした。。。

スーパーカーに整備性を求めてはいけません♪(´ε` )

本日もありがとうございました。

Ferrari GTC4 Lusso @ エアコン修理

こんにちは、大阪店の出口です

 

折角バイクのメンテナンスも終わったのですが暑すぎて乗ってません

お盆休みにツーリングに行こうと宿まで予約してるのですが暑くて行く気が起きません

宿を予約した時点では行く気マンマンだったのですが……(笑)

早朝出発なら少しは涼しい気もしなくもないので早朝出発に賭けてみようと思います

 

それでは本日はGTC4Lussoのエアコン修理です

冷えたり冷えなかったりで点検の結果ガスが微量ですが漏れてました

ギリギリガスが足りてた感じです

写真丸印部分にあるエキスパンション バルブから漏れてるので交換します

とりあえず手が入るスペースが出来るまでバラして行きます

まだまだ何も見える気配がないのでカバー類をどんどんバラして行きます

手当たり次第バラしてようやく見える様になりました、何とか交換出来そうです

黄丸の奥側がエキスパンション バルブです

点検用の蛍光剤とエアコンガスでベチョベチョになってます

ここまで来れば後は順番にバラして行くだけです

やっとこさエキスパンション バルブが外れました

奥でチラ見えしてるシールも同時に交換します

右が新品のエキスパンション バルブです

ココで液状の冷媒ガスを室内側へ霧状に噴霧し気化させて冷却してます

またバルブ内で温度検知してバルブの開度を自動で調節してるのでエアコンシステムには重要なパーツです

ガスと蛍光剤でベチョベチョだったのでかなり念入りに清掃しました

エアコン関係の接続が全て完成したので真空引きからガスの補充までして行きます

とは言え新兵器のガスチャージャーが全部自動で行ってくれるのでワタシは見てるだけです(笑)

真空引きからの保持テスト(漏れの確認)もガスチャージも全て問題なく終わったので

残りのカバー類を組み上げて完成です

ガスも規定量を補充したのでガンガンに冷える様になりました

 

エアコン修理もボンド大阪にお任せ下さい

従来のHFC134aはもちろん新ガスのR1234yfにも対応可能です

 

本日はご覧頂きありがとうございました

それでは今日はこの辺りで

大阪店、出口でした

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エアコン ガスクリーニング メンテナンス ベントレー フライングスパー G63 ベンツ パナメーラ ポルシェ

大阪店 いとうです。

実はGW前から仕込んでいたアイテムが最近仕上がってきました。

大宮店の富山店長たちが被っているのを見て欲しくなったので大阪でも作りました。

有志なのでもちろん自腹っすw

小西くんと2人で計画して出来の良さにテンション爆上がってます!

ピット作業時にも外撮影の時にも大活躍してくれそうです。

第2弾も計画中です♪(´ε` )

 

さてさてそんなこんなで今日はエアコンの冷媒ガスのメンテナンスなお話、

まぁ、大阪店でこんなん導入してるんで皆さまご依頼お待ちしてますね〜♪って

ガッツリ営業的なお話をしてちゃっかりお金を落として頂くのが目的です。笑

GW明けに依頼が急増するエアコン修理。

季節もだいぶ進んだので冷たい風が忽然と出なくなって気がつかれる方が多いのだと思います。

そんな不具合も定期的なメンテナンスでもしかしたら

灼熱の夏までに未然に防げるかもしれないのが

この “TEXA 780R” でございます。

今回はベントレーフライングスパーでご依頼いただきました。

何をしてるのかというと簡単にいえばエアコン冷媒ガスの入れ替えです!

車にラインを接続しまずは車両システム内ガスを抜き取ります。

抜き取ったガス量とオイル量が数値[参考値]として現れ、規定値とのズレを確認することが可能です。

ここからは一般的に補充作業の際に行う

真空引き→ 真空保持という一連の工程があるので

この時点で微細な漏れなどの不具合を発見できる可能性がかなり高まります♪(´ε` )

次にいよいよガスの補充に入るわけですが使われる冷媒ガスは

抜き取ったガスをフィルターで濾過したもの

不足分は本体に装備された新ガスを補填していくので

クリーンな冷媒ガスを補充していきます!

補充されるオイルは古いオイルが再使用されることはなく

大阪店では蛍光剤入りの新オイルを封入していきます。

(こうすることで万が一、将来的にガス漏れが発生した際に

漏れ箇所が発見しやすいという利点があります。)

もちろんガス量、オイル量共に規定値にきっちり持っていきますので

作業後のエアコンの効き具合に変化を感じられるオーナー様もいらっしゃるかも知れません\( ˆoˆ )/

ちなみに今回のフライングスパーは

抜けてきたガス量が若干少なかったです。←漏れがあった訳ではないのに。。。

年式から考えてもおそらく新車からガスの量はさほど変わっていないと思います。

自然に抜けてしまったなど様々推測できますが

新車組み立て時の封入量が少なかったという事も無きにしも非ず

可能性として拭いきれません(´-`).。oO

車種によっては海外仕様と日本仕様で違いがある場合もあるみたいなので

一概には言えないですが、こんなことはザラにあると思います…

なので極端な話、

新車購入後すぐ!やエアコン使用頻度の少ない冬季に

こちらのメニュー(ガス量確認・調整&蛍光剤入りオイル封入)を

施行してもらっても十分なメリットはあるのではないかと思います!!

数日後にはこちらのゲレンデも施行させて頂きました。

ほとんどの車にこのようなラベルがあります。

これを基に

ガス封入量を設定します。

今回は規定値+30グラムの範囲との事なので

いろいろ考慮して気持ち多めの設定にしてみました。

この辺りは少なめ多めとアレンジできますが

入れれば入れるほど冷える訳ではないので

あくまで基準値内でのアレンジです。

このゲレンデもフラスパ同様に若干抜けた量が少なかったので

エアコン機能は回復したのではないかと思います!!!

ある時のパナメーラで実際に冷風温度の測定をみたところ

施行前の外気温とA/CMAXの風温度がこちら↓

↓こちらは施行後

(エアコンは外気温度湿度などに影響を受けるのであくまで参考値です。)

ご存知の方もいらっしゃるかもですが

一般的に車のA/Cは走行中、つまり車両前方に走行風が当たり

なおかつエンジン常用回転近くの2000回転付近で

効率良く性能を発揮するように制御されています。

なので上記画像からまだ数℃下がります。

いろんな車で計測してみたら走行中は3.5℃の冷蔵庫顔負けの風を出す猛者もいました♪(´ε` )

って、そんな長ったらしいノーガキより気になるのはお値段ですよね〜っw

施行費用はガス代等一式込み2万円とさせていただきます。

(接続カプラーのアクセスにパーツ脱着必要な一部車種は工賃別途)

作業時間は約2時間。

次世代冷媒のHFO-R1234yfガスにも対応✌︎(‘ω’✌︎ )( ✌︎’ω’)✌︎

いかがですかー?

かれこれ数年こちらのブログをやらされて

                     あ、書かせていただいてきて、

いとうがここまで営業トークするのはリアルガチで初めてのことです。笑

そのくらいオススメしたいと思っている今日この頃のいとうです。

よろしくお願いします!

本日もありがとうございました。

追伸 いとうはTEXA(阿部商会)様の回し者ではございません。( ´_ゝ`)

BMW F10 エアコン

大阪店 いとうです。

今日はエアコンの修理ブログ。。。

この暑さでエアコンが壊れたら地獄ですわ!

作業するのはBMWの5シリーズ

結果的にこんなモノを修理してました。笑 続きを読む