BONDTOKYO板倉です
本日はこのメカニックブログでもよく紹介されるようになったIID MCB(モーションコントロールビーム)のお取り付けです。
MCBとはボディーに取り付けて走行中の振動を抑えるような働きをします。
サスペンションのショックアブソーバーのようなものです。
その結果どういう効果があるかと言いますと、メーカーの説明ではコーナリング性能の向上、凹凸路面でのロール速度や横Gの減少などがあります。
ベンツなんかは剛性高いから意味ないんじゃないの?って言われる方がいますが、剛性が高いほど効果はあると聞いたこともあります。
という事で、取り付けていきます。
パーツの構成はフロント用とリア用で分かれており、専用のブラケットがありますので取り付けはさほど難しくありません。
まずはフロントから
画像の下側が進行方向です。
アンダーカバーとサブフレームの部分に専用のブラケットを取り付けます。
台形のプレートが付きました。
次はボディーのフレーム側左右にブラケットを取り付けます。
MCBはどれも車種別専用設計ですのでブラケットも簡単に取り付けられます。
そしてMCBの取り付けです。
左右ともこのように取り付けます。
この時点では仮付けです。
車両を1Gの状態(タイヤが設置した状態)で各部を規定トルクで締め付けていきます。
続きましてリア側です。
リア側はバンパーの裏側に取り付けます。
フロント同様専用のブラケットを取り付けます。
左右にブラケットを付けましたらMCBを取り付けます。
リアも同じく1Gで締め付けます。
作業はこれで完了です。
MCBはオイルダンパーではなくスプリングによる制振する構造なので、オイルの劣化や漏れなどの心配はありません。
現行のG63、G350d、G400、先代のG63、G350dがIIDでラインナップされております。
気になりましたらお問い合わせをお願いします!
板倉でしたー
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